ファイターズ
2024/09/04 20:35

福島蓮 2軍で再スタート 未来のエース候補を救ったレジェンド左腕の激励メッセージ

2軍ヤクルト戦に先発した福島=撮影・中田愛沙美

■イースタン・リーグ17回戦 ヤクルト1ー3日本ハム(9月4日、鎌ケ谷スタジアム)

今季3度目の2軍戦登板 先発し3回を自責点0 

 日本ハムの福島蓮投手(21)が4日、2軍ヤクルト戦に先発し、3回63球を投げて1失点(自責0)だった。8月23日のソフトバンク戦では四回途中5失点を喫し、翌24日に1軍出場選手登録を抹消。プロ3年目の今年3月に支配下登録されたホープが、鎌ケ谷で再スタートを切った。
 

テーマは変化球 「課題を持ってやれた」

 2軍降格後、初めてのマウンドは、雨で中止となった前日からスライド登板。明確なテーマを持って、打者と対峙(たいじ)していた。

 「ただ抑えるだけではなく、課題を持ってやれたと思います。きょうは真っすぐじゃなくて、スライダー、カーブとか、いろんな球種でストライクを取る。真っすぐの割合がどうしても多くなっちゃうので、困ったら真っすぐじゃなくて、スライダー、カーブもいけるように」。武器のストレートだけでなく、変化球も交えてアウトを重ねた。

ファーム落ちした直後はどん底 

 すっきりした表情で語った福島だが、2週間前はどん底にいた。8月23日のソフトバンク戦では、5点リードを守り切れずKO。ひょうひょうとした雰囲気の右腕も「いや~ちょっとヘコみましたよ。さすがに。(普段は)見せないですけど。さすがに5点取ってもらって、5点はき出したのはやばいっすよ」と落ち込んだ。

胸を熱くさせた鉄腕からの言葉

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