《SHINJOの信条》どうですか、この感動を与えるチーム。最後まで諦めない。格好良かったね
■パ・リーグ21回戦 日本ハム8ー5ソフトバンク(9月4日、みずほペイペイドーム)
―(試合後、自ら口を開き)
「どうですか、この感動を与えるチーム。最後まで諦めない。格好良かったね、きょう。いやー、びっくりした。みんなね、もう。ボール1個に集中して。(手に持っていたボールは)途中から胃がおかしくなって。ツボを(押していた)。でもこれを持ち始めて、逆転したから、大事に取っておこうかなと」
―ツボ押し用のボールは何回から持っていたのか
「八回くらいから。でもきょうはなんか、マネジャーと『逆転するよ』という話をしていたんですよ。なんか雰囲気があったんですよね。後付けではなくて。そうしたら本当だった。びっくりした。山本(拓)くん、良かったね。大きかった。誰が教えたんですか、カーブは(笑)。ブルペンに行って(笑)。ちょっと福也くんはね、僕が今シーズンやっているように、メンタル面(のケアをしてもらいたい)。抹消して一回、リフレッシュしてもらって。支笏湖ぐらい行ってもらってね。温泉でゆっくりしてもらって。また大事な時に戻って来てもらう」
―斎藤がまた満塁で抑えてカッツポーズを
「あそこでワイポーズしたら、ほっぺたをつねろうかなと思って(笑)。ワーと言うてましたけど。だから、逆を言えば、満塁のピンチで出せる投手にはなりましたね。成功してるんだもん。開き直り投球で。あー楽しかった」
―ソフトバンク戦で打っていなかった水谷が勝ち越し打
「そう。打ったね。ほんとに最後の最後まで水谷くんは打ちそうだから、使おうかなと思っても、きょうは本当に大事な試合になるから。ちょっとソフトバンク戦で打てないということで、途中から行こうと決めていて。郡司くんがちょっと2個、守備のミスをしたので、そこをはめ込んで。何か起こるかなと思って。水谷くんに打席が回ってきて『ここで、ここでつかむんだ』と。打ってくれたので、うれしかったな、きょうは」
―水谷はCS(クライマックスシリーズ)でもキーマンになりそうか
「もちろんもちろん、もう、全員ですよ。誰、使ってもいいもん。江越くんの打席はないけどね(笑)」
―江越は試合前から入念に準備をしていた
「していた、していた。こっちにたぶん、バットを持ってきていないと思うんだよね。グローブだけだよ(笑)」
―守備と走塁で期待
「そうそうそう」
―清宮のホームランで喜んでいた
「いやいや、ここで一発出たら大したもんだなって心の中で思いながら、打って帰ってきて。あのクラゲポーズ? イカポーズ? あれをしないか、ずっーと見ていた。あれ、いらないんですよ。イカポーズ(笑)。そうしたら、ボスがいないとこでちょっとキュキュッと。もうホームラン打っているんだから、格好良く振る舞ってほしいんですよね」
【清宮幸太郎 11号ダメ押し2ラン 宿敵の本拠地には忘れられない光景がある】
―エスコンで本人にも伝えていた
「言っていたけど、見えないところでやる。インベーダーかと(笑)。これを言うことによって、ちょっとずつなくなってくるから。格好いい感じになってくると思う」
―ソフトバンク戦は4連勝
「あ、そう? いやもうそれ(前回の試合は)、忘れた。もう一日一日がすごく大切なゲームというか、集中しすぎて。過去は覚えていないですね」
―CSに向けてプレッシャーをかけられる
「ファイターズは嫌だな、という気持ちにさせた2戦だと思うんですけど、あまり関係ないですね。短期決戦でそういうのは」
―ゲーム差は9になった
「きょう(優勝確率が)1%だったんですけど。2.3%くらいになった? 1パーセントの可能性があればね、不可能はない。残り99パーセントでも、楽しんでやっていけば、その1パーセントはつかめると思うから。もうここまできたらね、みんな一生懸命やっているので。いかに力を抜いて野球を楽しむか、というところが大事で、プレー面の柔らかさも出てくるしね。固まっていいことはないので。楽しませる努力はさらにやっていきます」
【一問一答:レイエス 球団新25試合連続安打 稀哲コーチのエールと祝福に感謝】