コンサドーレ
2024/09/05 00:00

ルヴァン杯準々決勝第1戦で痛恨の6失点大敗 札幌MF宮澤裕樹「まだ終わったわけではない」

後半、果敢にボールへ食らいつくMF宮澤(右)=撮影・舘山国敏

■ルヴァン杯準々決勝・第1戦 横浜M6-1札幌(9月4日、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場)

第2戦は6点差以上の勝利が必要

 敵地での準々決勝・第1戦に臨んだ北海道コンサドーレ札幌だったが、2点ビハインドの前半36分にMF荒野拓馬主将(31)が得点機会阻止のファールでレッドカードを受けて一発退場。数的不利での戦いを強いられると、横浜Mの圧力に屈して大量6点を奪われる痛恨の敗戦を喫した。後半32分に生まれたFW白井陽斗(24)の加入後初ゴールで一矢報いるも、準決勝進出には第2戦で6点差以上での勝利が必要という、非常に厳しい条件を突きつけられることとなった。

後半32分、ゴールを決めたFW白井(左)

 

10人となって攻撃に耐えきれず

 3バック中央で先発し、荒野の退場後はキャプテンマークを巻いてフル出場したMF宮澤裕樹(35)は「1人少なくなって、粘り強く戦いたかったけど、苦しかったし、耐えきれなかった部分があった」と、悔しさの混じった固い表情で90分間の戦いを振り返った。

前半37分、レッドカードで退場となったMF荒野(右)からキャプテンマークを託されるMF宮澤(左)

 

相手GKが再三の好セーブ

 試合序盤にペースを握ったのは札幌だった。リーグ戦3連勝中の勢いそのままにテンポの良い攻撃を繰り出して、FW菅大輝(25)やFWアマドゥ・バカヨコ(28)が次々と決定的なチャンスをつくり出したが、相手GK飯倉大樹(38)の再三の好セーブなどもありゴールを割ることができない。

得点を決めきれていれば

 「決定的なチャンスも何本かあったし、そこで自分たちが優位に立てていれば違う結果になった」と宮澤が口にする通り、決定機を逃し続けた札幌は勝利の女神にそっぽを向かれてしまった。

ゴール前で手に当たったボールが相手FWの元へ…

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