ファイターズ
鍵谷陽平 現役引退を表明 七飯町出身の道産子右腕
ドラフト3位で日本ハム入り 16年のリーグ優勝&日本一に貢献
日本ハムは5日、鍵谷陽平投手(33)が今季限りで現役を引退すると発表した。
鍵谷は道南の七飯町出身で、北海高(北海道)3年時、夏の甲子園に出場。中大を経て2012年のドラフトで日本ハムから3位指名を受け、入団した。同期に現在米大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平投手(30)がいる。
今季5シーズンぶりに古巣復帰 7月に支配下登録
日本ハムでは16年にリリーフで48試合に登板し、チームのリーグ優勝、日本一に貢献。17年にはキャリアハイの60試合に登板した。19年シーズンの途中に巨人にトレード移籍。21年には59試合に登板した。今季、育成契約で5年ぶりに古巣の日本ハムに復帰。7月下旬に支配下登録された。
プロ通算成績は1軍419試合に出場。25勝15敗84ホールドの防御率3.46。
29年間の野球人生 「たくさんの方に支えられ」
鍵谷は球団を通じて「今シーズン限りで現役を引退する決断をいたしました。野球を始めて29年間、本当にたくさんの方に支えられ、応援していただき、ここまでプレーすることができました。感謝申し上げます。うまくいかないことばかりでしたが、幸せな時間でした。まだシーズンは残っているので、少しでもファイターズに貢献できるように全力を尽くします。最後まで応援よろしくお願いします」とコメントした。