コンサドーレ
2024/09/06 20:30

「絶対に諦めてはいけない」札幌FW鈴木武蔵がルヴァン杯準々決勝第2戦で5点差大逆転狙う

ジョギングでクールダウンするFW鈴木(右)=撮影・工藤友揮

■9月6日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は8日のルヴァン杯準々決勝第2戦ホーム横浜M戦(プレド)に向け、ボール回しなどで調整を行った。5点差という重いビハインドを背負う中で、準決勝進出には大量点が必要となる第2戦。勝負のカギを握るエースストライカー・FW鈴木武蔵(30)は諦めることなく最後まで札幌の攻撃サッカーを貫き、歴史に残る大逆転劇を演じる構えだ。

第1戦は1-6大敗

 4日にアウェーで行われた第1戦で1-6と大敗を喫し、第2戦では90分間終了時点で、最低でも横浜Mに5点差を付けていないと準々決勝敗退が決定するという崖っぷちに追い込まれた。

「慌ててもゴールは入らない」

 少しでも早く差を詰めるために試合開始直後から前掛かりになって攻め急ぎたくなるところではあるが、鈴木は「慌ててもゴールは入らないので、しっかりと繋ぎながら、この前みたいに背後を取ったり、奪った後のショートカウンターだったりを意識して、いつも通りやっていけたら」と、冷静に〝いつも通り〟のサッカーを貫くことを強調する。

ホームで決めきれば雰囲気変わる

 「(第1戦も)前半に4、5回ビッグチャンスがあったので、ホームでそれが入れば雰囲気も変わってくるし『行けるんじゃないか』というムードもできる。そのムードをできるだけ早くつくれたらいい」と、大逆転へのシナリオを頭の中に思い描く。

「5点差を縮めるために突っ走って、結果が出たら…」

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