【一問一答】五十幡亮汰 鮮やか二盗で好機拡大「アウト、セーフが試合を左右する。責任重大です」
■パ・リーグ21回戦 オリックス2ー3日本ハム(9月6日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの五十幡亮汰外野手(25)が6日、オリックス戦の九回無死一塁で代走として途中出場。犠打失敗の直後に二盗を決め、チャンスを拡大した。打線はその後、申告敬遠を含む3四球で劇的なサヨナラ勝利。球界屈指のスピードスターが貴重な白星を呼び込んだ。試合後の一問一答は以下の通り。
ー盗塁を振り返って
「二盗のサインでしたけど、最初からグリーンライトの気持ちで準備してました。自分のタイミングで行く形でした」
ー7月以来の盗塁
「なかなか盗塁をできてなかったので、自分の中でもなんとか1つ決めて勢いを付けたかった。厳しい場面で行くことが多いので、プレッシャーはかかるけど、その中で決めてこそだと思う。準備は毎回、大切にしてます」
ー新庄監督は敬意を込めて、自分はやりたくない役割だと話していた
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「アウト、セーフが試合を左右する大事な場面。責任重大です。かといって小さくなりたくない。楽しんでいこうという言葉がチーム内にあって、気持ち的にはポジティブになれた。成功するのがベストですけど、そのために何ができるか逆算して、しっかり準備した状態で代走に自分の名前がコールされるようにやっていきたい」
ーバント失敗の後、1球目にスタートするのは勇気がいる
「投手のクイックもあるし、1球目は外される可能性もある。いろいろ傾向を見ながらでした。早いカウントでスタートを切った方がバッターは打ちやすいので、一球一球集中して走る気持ちでした」
ーけん制で逆を突かれた
「(相手も)走られたくない。2球目のけん制は、1球目と膝の使い方が違った。膝をちょっと折ってけん制してきた。うまいけん制だなと思いました。警戒されているのは分かっているので、そこでなんとかしようと」
ー読み切った
「逆は突かれていたけど、それでも戻れるところで。しっかり反応しながら(スタートを)やめられた。そのへんは良かったかなと思います」
ー一丁締めではじけてた
「あらためて奈良間はすごいなと思いました。慣れはあるけど、なかなかできない。声も枯れたし。ファンの皆さんの前であんなに大声を出すことはないので、良い経験。でも、もういいです(笑)」