ファイターズ
2024/09/06 23:40

浅間大基 自身の打撃は「日替わり定食」 6日の〝メインディッシュ〟は逆転2点打

六回1死二、三塁、逆転の2点打を放ち、ガッツポーズを見せる浅間(右)=撮影・松本奈央

■パ・リーグ21回戦 オリックス2-3日本ハム(9月6日、エスコンフィールド北海道)

六回に試合をひっくり返す2点タイムリー

 テンションMAX打!「2番・右翼」で先発した日本ハムの浅間大基外野手(28)が1点ビハインドの六回に一時逆転となる中前への2点打を放った。

 今季はスクイズなど、小技での貢献が目立っていたが、この日はきっちりと勝負強さも発揮。走攻守にバランスの取れた万能型プレーヤーが最終盤の快進撃を後押しする。

流れを奪い返す一打 ベース上でも感情爆発

 浅間が、熱くほえた。0-1の六回1死二、三塁。高く弾んだ打球が二塁手の頭を越えたのを確認すると、力強く右拳を突き上げた。試合をひっくり返した一打に、一塁ベース上でも感情を爆発させた。

クールにマウンド上の宇田川を分析

 頭はクールだった。直前にオリックスは継投に移った。宇田川の投球練習が「フォークが全然、決まってなくて、めちゃくちゃ叩きつけていた」ため、真っすぐに照準を合わせた。しかし、初球の低めに決まったフォークを空振り。ただ、引きずることなく思考を切り替えて、次のフォークを冷静に見逃した。

 「内野が前に来ていたので、とりあえず前に飛ばせば何か起こるやろっていう感じで。気持ちっす。しっかり振った結果、抜けたので良かった」。3球目も投じられたフォークをはじき返した。

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