《ルヴァン杯・横浜Ｍ戦前日》驚きの結果が常に起こるのがスポーツの世界だ
■９月７日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
―第１戦の結果を踏まえてミーティングではどのような話をしたか
水曜日のゲームは１－６で敗れるという、思ってもいない結果になったが、立ち上がりの３０分ぐらいまでは非常に良いゲームができていて、その中で決定機も何度かあった。それを決めきれない中で自分たちが失点して、そこからＭＦ荒野の退場があって、非常に長い時間１人少ない形で戦わなければいけなかったというのが、この結果に影響があったのは間違いない。
ただ、試合内容を見れば、１人少ない中でもそれを感じさせないプレーというのを選手たちは見せてくれていたし、決定的な場面での質という部分で差が出てしまったかなという印象はあるが、試合自体は決して悪いものではなかった。もちろん点差が開いてしまった結果に対して、そういうことはなかなか言いづらいことではあるが。
セカンドレグは非常に厳しい条件下での試合になるが、我々は決して諦めているわけではないし、勝ち上がるための戦いというのを明日のゲームで見せていかなければいけない。今後のリーグ戦に向けてもチームとして前向きなものを示していくために、明日のゲームではそういうものをしっかりとチームとして見せていかなければいけない。
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―諦めない姿勢を見せるということで選手起用についてはどう考えているか
驚きの結果が常に起こるのがスポーツの世界だ。そういう中で、我々が勝ち上がるために全力で戦わなければいけないし、少なくとも勝って終わるというところは見せていきたい。
今後、チームとしてリーグ戦に向けての前向きな雰囲気というものをつくっていくためにも、明日のゲームというのはそうした戦いを見せたいと思っている。
例えば我々が３点リードするような展開をつくれれば、十分に勝ち上がることが可能になるスコアになっていくので、まずはこの前のようにしっかりと良い入りをして、チャンスを決めていくというところを目指していきたい。
―得点を取ることがアイデンティティーのチームが得点を取ることを強いられるゲーム
今日の紅白戦のメンバーを見ても、非常に攻撃的なカードが並んでいる。もちろん我々は得点を奪って勝利しに行くというところが明日のゲームで必要なので、しっかりと攻撃的な姿勢を見せながら戦っていきたい。
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―明日の試合でＭＦ深井の起用は考えているか
（深井）一希に関しては、メンバーに入れてベンチからスタートした中で、試合経過の中でどういうふうに起用していくかというのを模索していきたい。できたら出場させたいと思っている。
■札幌の第２戦での準決勝進出条件
・６点差以上での勝利＝準決勝進出決定
・５点差での勝利＝９０分間終了後、３０分間（前後半各１５分）の延長戦を実施。決着がつかない場合はＰＫ戦で勝敗を決する
・４点差以下の勝利、引き分け、敗北＝準々決勝敗退
