４連勝！　貯金１５！　加藤キャリアハイ９勝！

　２位の日本ハムは本拠地で５位のオリックスと対戦し、５－１で快勝した。連勝は「４」に伸び、貯金は今季最多を更新して２０１６年以来の「１５」。首位のソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は「７」に縮まった。先発した加藤貴之投手（３２）は７回６安打１失点と安定した投球を見せ、自身最多の９勝目を挙げた。

　日本ハムは二回、万波中正外野手（２４）の左中間への二塁打で先制し、四回に伏見寅威捕手（３４）の左越え二塁打で２－０に。五回には５番・一塁で先発したアリエル・マルティネス捕手（２８）の１３号３ランでダメを押した。前日６日のオリックス戦は一球も振らずにサヨナラの押し出し四球を選んでお立ち台に立ったマルティネスが、翌日は特大の一発で連日ヒーローになった。

　加藤貴の後を受けて、八回は池田隆英投手（２９）、九回は杉浦稔大投手（３２）がそれぞれ無失点に抑えた。

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■二回に先制の適時二塁打を放った万波
「打ったのはフォークです。チームとして最初のチャンスに、しっかり先制点を取ることができてよかったです」

■四回に左越え二塁打を放ち、２点目をもたらした伏見
「打ったのはカットボール。遂に今季１号かと思いきや！…次に持ち越しです」

■五回に特大の１３号３ランを放ったマルティネス
「得点圏だったのでミートと考えていましたが、相手投手がアグレッシブに攻めてきていたので、思い切って振り抜きました。カンペキ！」

■７回６安打１失点で９勝目を挙げた加藤
「序盤は球数が多くなってしまいましたが、野手が援護してくれてからは、リズム良く投げることができました。リードしてくれた（伏見）寅威さんに感謝したいです」

（全１５カット）