コンサドーレ
誰よりも諦めの悪い男が闘魂注入! 札幌MF深井一希がルヴァン杯準々決勝第2戦で復帰へ「何か起こせる」
■9月7日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
昨年9月以来351日ぶり公式戦
北海道コンサドーレ札幌は8日のルヴァン杯準々決勝・第2戦のホーム横浜M戦(プレド、午後2時キックオフ)に向け、11対11などで最終調整を実施した。練習終了後にミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)はMF深井一希(29)のベンチ入りを明言。昨年9月23日のアウェー名古屋戦以来、351日ぶりとなる公式戦復帰の可能性が浮上した。
8月25日に実戦復帰したばかり
〝不屈の男〟が5度目の膝の手術を乗り越え、いよいよ公式戦のピッチに帰ってくる。昨年11月の手術実施後、リハビリを経て今年7月12日に全体練習に部分合流すると、8月2日に完全合流。同25日に行われた札幌大との練習試合では実戦復帰して着実にステップアップを重ね、ついに試合メンバーに名を連ねるところまでこぎつけた。
状態上がり今週半ばにGOサイン
患部の痛みは無く、完全合流後は順調に練習メニューを消化できていたこともあって、深井自身はいつ声が掛かってもいい態勢を整えていた。チームドクターやスタッフが慎重に復帰時期を見極める中で、なかなか出場OKの許可が出なかったが、今週半ばにようやくGOサインが発動。まずは短時間での起用が濃厚だが、深井自身は「自分の中のフィーリングも上がってきているので、少なからず貢献できる」と戦う構えを見せている。