マルティネスがお立ち台で着用したカウボーイハット 清宮幸太郎の発案で本塁打祝いに?!
■パ・リーグ22回戦 オリックス1ー5日本ハム(9月7日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムは7日、オリックス戦(エスコンフィールド北海道)に5ー1で快勝し、連勝を「4」に伸ばした。首位・ソフトバンクとは7ゲーム差に縮まった。15試合連続安打と好調をキープしている清宮幸太郎内野手(25)の発案で、勢いに乗るチームに〝ホームランセレブレーション〟が誕生しそうだ。
ニックネーム「グワチョ」にピッタリ
試合後のお立ち台。貴重な追加点となる13号3ランを放ったマルティネスは、「F」のマークがあしらわれたカウボーイハットをかぶっていた。「優れたカウボーイ」という意味のニックネーム「グワチョ」にピッタリの帽子を身につけ、ご機嫌だった。
実はこの黒いカウボーイハットは、ファイターズガールがイニング間の「わちゅごなダンス」を踊る際に着用しているもの。「いいなあ。気に入った。あの帽子でヒーローインタビューに出たい」と一目ぼれし、高橋通訳に「どうにかして、あの帽子を入手してくれ」と懇願してきた。
「わちゅごなダンス」の帽子欲しい!とおねだり
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その思いが通じ、球団公式グッズとして「カウボーイハット」の発売が決定。この日朝、マルティネスの手元に届き、活躍してヒーローに。「しょっぱなインタビューに出られたのでよかったです」と満足げだった。
球団公式グッズとして発売決定!
チーム内では、カウボーイハットの活用法が検討されている。「清宮幸太郎から、今後はホームランを打った人がこの帽子をかぶってハイタッチするのはどうかという提案があった」。この日はマルティネスが「今日は第1号で自分がかぶりたかった」というが、今後はベンチで使用される可能性が浮上。チームの一体感が生まれそうな儀式に、発案者の清宮も「なんか良さそうじゃないですか。今日(マルティネスが)持っていたので、ホームランにいいじゃんという話をしていました。やりたいっすね」とノリノリだった。
大谷の兜セレブレーションにあやかる?
昨季は米大リーグ・エンゼルスで大谷翔平(現ドジャース)がやっていた「兜セレブレーション」が話題になった。マルティネスから命名を託された清宮は「儀式の名前?〝カウボーイセレブレーション〟という感じじゃないですか。(明日)誰かが(本塁打を)打てればいいですよね」。カウボーイセレブレーションが、勝利を呼び込む新儀式になるかもしれない