ファイターズ
2024/09/09 17:00

【青春の1ページ】~F戦士が高校時代を振り返る~ 野村佑希内野手

高校時代、甲子園で活躍した野村=球団提供

第8回は6年目のスラッガーが登場

 どんなプロスポーツ選手にも、色あせることのない〝青春の思い出〟がある。道新スポーツデジタルでは、アスリートの高校時代にスポットを当て、「青春の1ページ」と題して連載します。第8回は、埼玉・花咲徳栄高出身の野村佑希内野手(24)が登場する。2年夏の甲子園では、4番として埼玉県勢初の全国制覇に貢献。一躍スターとなったスラッガーは、どんな学生生活を送っていたのか。得意科目や学校行事の思い出も語ってくれた。

学校敷地内の寮生活 朝練なし

―高校時代のタイムスケジュールは
「普通に朝練はなくて、僕は寮生でした。(午前)7時に点呼で、学校の敷地内に寮がある。歩いて校舎に1分。7時半くらいに寮を出て、朝ご飯を学校の食堂で食べて、そこから(午後)3時半まで授業です。普通の6時間授業です。体育と美術と音楽の専門クラスみたいな感じでした。4時から練習で7時まで全体で練習。寮生は一回、学校の食堂に行って夜ご飯。寮生がご飯を食べている1時間の間に通い生が、8時まで夜練。8時半から寮生が夜練スタートして10時まで。10時半に点呼があって、消灯12時でした。寝るまではお風呂入って、洗濯したりしていました」

2018年10月、日本ハムに指名され、インタビューに答える野村

 

国語は「勉強しなくてもずっとできました」

―勉強は国語が得意だったと聞いた
「国語は得意でしたね。勉強は特にしていないですけど、国語はテストの中に答えがあるので、勉強しなくてもずっとできました。中学生の頃からですね。授業は普通に一般生と一緒ですが、保体類型なので体育めっちゃ多いです。専門体育といって、毎日2時間は絶対ありました。水泳とか、試合や競技がテストの点になる。水泳だったらタイム。何秒以内とか。水泳は(幼少期に)一通り泳げるまで習っていました」

2018年10月、ドラフト指名挨拶で握手をする(左から)大渕スカウト部長、ドラフト2位の野村、今成スカウト

 

英語は…「そんな点数高くなかった」

―苦手科目は
「勉強していなかったので、基本的に暗記しないといけないやつは点取れなかったです。生物とか。勉強しないと点取れないやつは点取れなかったです。(勉強する)時間もないし、する気もないし(笑)。(米国生まれだが)英語は…基本的にそんな点数高くなかったですね。でも、赤点は取ったことないです」

断然きつかった〝徳栄ビーチ〟

―花咲徳栄の伝統メニューは

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