【一問一答】伊藤大海 ハーラー単独トップへ10日西武戦に先発「チームが勝てればいい」
日本ハムの伊藤大海投手(27)が、10日にエスコンフィールド北海道で行われる西武戦に先発する。前回登板のソフトバンク戦では7回3失点の粘投で、自己最多の11勝目をマーク。最多勝争いでリーグトップに並んでいる。エースは再びの快投を披露し、6年ぶりのCS進出を先導する。登板前の一問一答は以下の通り。
―この1週間の調整は
「変わらず、やるべきことをしっかりできた。自分のリズム、ピッチング、1球目に1人目、そういうところを整理しながら臨めたら」
―前回登板後は反省の言葉が多かった
「こういう登板がずっと続いているので、ゼロで行くぐらいの気持ちを持って、次のマウンドは初回からしっかりやっていきたい」
―技術的な修正点は
「特に変わらないです。もうちょっとの意識で、大きく変わるような要素がすごくあるのかなと感じている。何かをガラっと変えるより、僕自身の意識のレベルを上げる。そういうところかな」
―もうちょっとの中身は内緒か
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「そうですね。抑えてから言わないと、ちょっと格好悪いので(笑)」
―西武は苦しんでいる
「苦しんでいるけど、先を見据えて勝負してくる。油断できないです。順位関係なくプロ野球選手同士の戦いですから、そこはしっかりと楽しんでやっていきたい」
―ブルペンではどんな意識を
「スプリットを投げて良かったので、いつもより球数が多くなりました。いいところを球数多く確認できたので、すごく良かったかな」
―手応えが良くなってきた
「京セラで杉本さんにホームランを打たれた。ああいうミスにならないよう、どうしたら良いか詰めていった結果ですね。もともとツーシームっぽく落ちていたけど、もう少し回転を掛けて、落ちることにしっかり理由が付けられるようなところを目指しています」
―ブルペンで何球投げた
「スプリットだけで10球ぐらい投げたかも」
―曲がり球よりスプリットのような落ち球を有効に使いたいか
「自分の得意とするボールの幅を出すためにも、そこは捨てられない。曲がり球と違って、空気抵抗だったり、いろんな要素があるけど(1つの球種に)任せっきりにならないように。曲げ球と同じような感覚で使えるボールにしたい」
―いろいろな成績が付いてきてる。数字を意識するか
「そうですね。(残りの)登板もある程度、数えられるぐらいになってきたので気になります。だけどチームの状態が一番大事。自分がどういうピースになれるか。勝ちが付こうが付くまいが、チームが勝てればいい。それで、自分にも(白星が)付いてきてくれたらうれしいな、ぐらいの気持ちです」