【一問一答】レイエス 8月度月間MVP 次はホームラン20本「それがファンと約束したこと」
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が8月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。8月は打率.403、8本塁打、23打点をマークていた。10日の試合前、エスコンフィールド北海道で会見に臨み、支えてくれたチームメートやスタッフ、ファンへ喜びと感謝を伝えた。会見の一問一答は以下の通り。
―受賞、おめでとうございます
「(日本語で)ありがとうございます」
―受賞の気持ちは
「この月間MVPを取ることが本来の目標ではもちろん、なかったんですけど、これまでの自分の過程の中で、成績を残せたことは、いいシーズンを送っている証しだと思っています。これまでファームを経験しながら試合に出してくれている新庄監督、コーチ陣に感謝したい。一連の流れの中で取れた賞だと思うので、うれしい気持ちがあります」
―8月、好成績を残せた理由は
「自分の準備段階で、しっかりと対戦する投手を研究し、情報を集めて打席に向かうことを続けていまして。映像面など、ファイターズの素晴らしいチームスタッフからサポートもいただいている。投手の特徴や、どういう形で攻めてくるのか、そういったところを映像、データを見て研究して、打席に立つようにしていました。例えば、自分が対戦したことがない投手がいても、万波、マルティネスらファイターズのホームランバッターにどのような攻めをしてくるのか、ヒントになると思っていた。準備と予測、その2つをしっかりできた結果、いい打席になったのかなと思います」
―最近は活躍した時に雄たけびやガッツポーズなど、気持ちが前面に出ているように見える。変化があったのか
「楽しむということだけを考えています。自分一人でプレーしているわけではなく、コーチ陣、スタッフ、チームメートから、いろんなサポートをしてもらって、グラウンドに立てている。そういう人たちに対して、気持ちを表したい。そういう意味でガッツポーズ、雄たけびをしています。ファイターズというチームが好きで、みんなのことを家族だと思っています。アメリカで何チームも渡り歩きました。そのチームのことを言うつもりはないですけど、ファイターズは過去のチームと比べものにならないくらい大好きなチーム。自分の気持ちを出して、感謝を伝えたい。1人ではなくて、みんなに支えてもらいながら自分自身がある」
―レイエスのパッションを見てファンは喜んでいる