ファイターズ
2024/09/10 18:15

山崎福也 新庄監督の助言でチェンジアップ改良 復帰登板へ充実の再調整

ブルペンで投球練習を行った山崎=撮影・松本奈央

エスコンでブルペン入り 指揮官が見守る中で熱投90球

 出場選手登録を抹消されている日本ハムの山崎福也投手(32)が10日、エスコンフィールド北海道でブルペン入りし、新庄剛志監督(52)が見守る中で90球を投げた。

 指揮官から直接、チェンジアップの改良につながるアドバイスを受け、実践。充実した時間を過ごしており、復帰登板に向けて視界は良好だ。

投球の合間に熱心なアドバイス

 試合前の練習が始まり、グラウンドに姿を現した新庄監督は、真っ先にブルペンへ向かった。2試合続けて3被弾し、5回持たずに降板した山崎の投球練習を捕手の後ろから視察。再調整を命じた左腕の球威、キレを確認し「最高」「ナイスボール」と明るく声をかけた。

 熱のこもった投球が続く中で「チェンジアップの腕の振りをもう少し強く、速くできる?」と問いかける場面もあった。山崎が試してみると、満足げにうなずき「それをされると、バッターは球種が2個、増えたぐらいに感じるから」と独特の言い回しで褒めた。

山崎のブルペン投球を見つめる新庄監督(左奥)

 

充実の時間 〝新庄効果〟を実感

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