【一問一答】伏見寅威 冷静リードで伊藤の完封をアシスト 勢いとキレがポイントに
■パ・リーグ21回戦 西武0ー1日本ハム(9月10日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの伏見寅威捕手(34)が10日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦でスタメンマスクをかぶり、伊藤大海投手(27)の完封勝利をアシストした。スラッターとスライダーを効果的に使い分けるなど、あうんの呼吸でリード。丁寧に長所を引き出しながら、共同作業でスコアボードにゼロを並べた。試合後の一問一答は以下の通り。
―伊藤の球を受けて、印象は
「非常に良かったと思います。見ての通りです」
―真っすぐの球速も出ていた
「そうですね。真っすぐの状態も良かったと思いますし、変化球も良かったと思います」
―リードしやすかったか
「スライダーを2種類、投げていたんですけど、両方とも良かったんじゃないですか」
―一回1死三塁から2者連続三振で切り抜けられた
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「結果的にでかかったですね。でも序盤だったので、あそこで1点取られても何の問題もないと思ってやっていました。結果的にゼロに抑えられて、1―0のゲームになったのかなと思います」
―終盤まで球威を維持していたように見えたが、受けていてどうだったか
「勢いは序盤から最後までありましたね。抑えていたから調子は良かったと思うんですけど、割と甘い球も多かったです。もしかしたら、勢い、キレがあった分、甘くても抑えられたのかな、という感じですかね」
―1カ月ほど前に握りを変えて、真っすぐの質はどうか
「1カ月ぐらい前に変えて、いい時期もあれば、落ちてきた時もあったんですけど、きょうは割といい真っすぐだったかなと思います」
―日によってばらつきがあるのか
「ありますね。本人が『きょうはいい』と言ってくる日はいいですし、何も言ってこない日はたぶん、あまり感じが良くない。なので、組み立ても少し変わってきます」