ファイターズ
2024/09/10 23:15

水野達稀がサヨナラ打! パパとしての劇打に「責任感は強くなりました」

九回2死三塁、サヨナラ打を放った水野(中央上)がチームメートの祝福を受ける=撮影・井上浩明

■パ・リーグ21回戦 西武0-1日本ハム(9月10日、エスコンフィールド北海道)

この日の自身第1打席で大仕事 九回2死三塁で右前打

 新米パパが決めた! 八回の守備から途中出場していた日本ハムの水野達稀内野手(24)がケリをつけた。0-0の九回2死三塁。西武のボー・タカハシ投手(27)から右前打を放ち、サヨナラ打を記録した。

 7日に第1子となる長男が誕生したことを発表した。パパとなった水野が自らを祝うような一打でチームを勝利に導いた。

九回2死三塁、水野がサヨナラ打を放つ=撮影・松本奈央

 

あわやライトゴロ… 「やべっと思った」

 打球が一、二塁間を破ると、水野は右手を突き上げた。「スローモーションに見えて、一塁に走るのを忘れるところでした」と劇的な一打をかみしめていたことで、右翼もすぐに一塁へと送球。一塁ベースコーチの代田コーチや、ベンチにいるチームメートのジェスチャーを見て、水野は「やべっと思った」と苦笑い。無事に一塁を駆け抜け、事なきを得た。
 

九回2死三塁、水野がサヨナラ打を放ち、ガッツポーズを見せる

 

自身も納得の殊勲打 スプリットを捉えた

 4球真っすぐが続いていた。「真っすぐ強いなと思って、真っすぐに空振りしないように」と最後は141キロのスプリットに体勢を崩されながらも粘って、拾い上げた。

 「ちょっと抜かれながらも最後、粘ることができました」と胸を張った。

第1子の誕生は最高のモチベーション

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