【一問一答】レイエス サヨナラ弾を放ち、お立ち台で美声を披露 再び熱唱する可能性は…
■パ・リーグ22回戦 西武2-3日本ハム(9月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が延長十一回に19号サヨナラ本塁打を放ち、2夜連続の劇的勝利を導いた。ヒーローインタビューでは10日にプロポーズを成功させたドリュー・バーヘイゲン投手(33)へ祝福の歌を贈った。夏場から波に乗り続けるドミニカンのヒーローインタビューと一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―サヨナラ本塁打
「アリガトウゴザイマス!」
―大歓声を浴びている心境は
「ファンの皆さんがいなければ、こんなにも楽しく野球ができていると思ってないので、本当にファンの皆さんのおかげだと思っています」
―最後の打席はどう臨んだのか
「あの打席の前に万波選手と話をしていまして、きょうはサヨナラを『俺が決める』『俺が決める』っていうふうにお互い話し合っていて、それで最後、機会が回ってきて、ああいう結果になったので本当に良かったと思います」
―8月は月間MVPに輝いた
「Thank you very much」
―好調の要因は
「ヒャクパーセント(100%)!コーチ陣の皆さんにもすごく助けられていますし、新庄監督もいつも楽しく野球をやるっていうこと、また試合前、ベンチ前で集まっている時にみんな笑顔でやろうというふうに話しているので、それが要因だと思います」
―奈良間がおいしい焼肉を、と発言していた
「ナラマ、メチャメチャボンボン。僕はお金を持っていません」
―バーヘイゲンがきのう、プロポーズを成功させた。アメリカ時代はヒーローインタビューで一曲歌っていたと。お祝いの一曲を
「声はあんまり調子良くないです。1フレーズ、ホイットニー・ヒューストン。And I will always love you~♪」
【囲み取材】
―ナイスバッティング
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「アリガトウゴザイマス」
―試合後、万波とはどんな話を
「試合が終わってから、サヨナラを決めて、選手と抱き合った後に『楽しく打てた』っていう話をしてました」
―約束していた20本塁打まであと1本
「一番はファンの方々にホームランを見せるということを約束していますので、そこに近づけたことはいいことだと思いますし、ゲーム中に新庄監督が、コーチ陣もそうですけど、次の打席でどんな球が来ると教えてくださるので、いい形でホームランにつながっていると思います」
―素敵な歌声を聴かせてくれた。ホイットニー・ヒューストンは好きなのか
「ファンというわけではないんですけど、パドレス時代、試合前にまとまる時、チームメートが手を叩いて、リズムに乗って、そこから歌い出すっていうのは一つのルーティンみたいになっていた。『フランミル・レイエス 歌う』みたいな感じでYouTubeで検索すると出てくるんですけれども、それで周りにタティスJr.だったり、その他もろもろのスーパースターがいる中でもそういうことをしていたのがあるので、ぜひ調べてみてください」
―サヨナラ本塁打や延長で本塁打を打つことはあったのか
「1回、パドレスであったのと、もう1個はガーディアンズです」
―日本で打った気分は
「日本ということじゃなくて、ここはホーム、本当にここで野球をやりたいと思っているので、ここで打ったことは特別なことですし、もし日本で7年8年できるのであれば、ここがホームというふうに思っています」
―これからもヒーローインタビューでは美声を披露するか
「ハハハ。ムリ!!ノーチャンス!ワカラナイ。歌えれば歌いたいなと思いますけど、ちょっと考えておきます」
―ポストシーズンでは「We Are The Champions」を
「そこに行くまでにかなり苦戦すると思いますけれども、もしもそこに出られたら、そこで歌えればいいなと思います」
―最後の打席の狙いは
「どのチームもやっていることだと思うんですけど、データの資料もあって、このピッチャーは真っすぐが何%だったり、変化球をどれくらい投げる、みたいな感じであって、それもすごく助けになってくれている。コーチ陣の人たちもそうですし、監督もそうですけど、助言をもらって、自分の中でプランをつくる。最後の打席の場合だと変化球をちょっと捨てて、真っすぐを狙っていこうっていうふうに決めてました」
―月間MVPの賞金の使い道は
「あのお金は仙台に行った時にみんなで焼肉に行こうと思います。もらったお金を超えてしまったら、そこは誰が払うか分からない」