ゴルフ
2024/09/12 22:15

道産子新米パパ・長谷川大晃が地元でスタートダッシュ「家族養うために」【男子ゴルフ・ANAオープン】

18番のティーショットで打球の行方を見つめる長谷川=撮影・西川薫

■男子プロゴルフツアー ANAオープン(9月12日、北広島市・札幌ゴルフ俱楽部輪厚コース、7066ヤード、パー72)
▽予選ラウンド第1日

3連続バーディーで首位と4打差

 旭川市出身の道産子・長谷川大晃(27、フリー)が前半3番から3連続バーディーを奪うなど5バーディー、ノーボギーの67。首位と4打差ながらレギュラーツアー・プロ5戦目で自己最高の7位タイで発進した。

 昨年8月に結婚。同11月には第1子となる長女が誕生。同12月には翌シーズンの優先出場権を争う予選会(QT)で初めてファイナルまで進み、ツアーメンバーの仲間入り。今春からさらなる飛躍を目指すため、東北福祉大時代に過ごした仙台に拠点を移し、ゴルフ漬けの毎日を過ごしている。

 まずは初の予選通過へ予選最終日も得意のドライバーを軸に、攻めのゴルフを展開するつもりだ。また1打差の16位タイには、長谷川の大学時代の同期で、プロ1勝の江別市出身・片岡尚之(26、CS technologies)が続いた。

「タッチとラインが合っている」

 パパは強しー。主催者推薦で今大会プロ初陣となった長谷川が、愛する家族のために地元でスタートダッシュを決めた。3番パー3で4メートル、4番パー4では6メートル、5番パー5では3打目をカラーから寄せて楽々バーディー。前半だけで4つのバーディーを奪った。後半にも1つスコアを伸ばして、ホールアウト時には首位と3打差の4位タイにつけていた。

 「6メートル、7メートルのバーディーパッドが入ってくれてるのが、今日の良いところ。タッチとラインが合っている状態。自分が思ったスピードと転がりをしてくれているので、それがスコアにつながっているのかな」と手応えも上々だ。

父は旭川でゴルフ練習場経営 世代トップクラスの飛ばし屋

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