《東京V戦前日》常に勝ち抜く姿勢、強い気持ちを持って戦うこと。それだけだ
■9月13日、札幌・大和ハウスプレミストドームサブグラウンド
―GK高木が左膝のケガを乗り越えて昨日からゲーム形式の練習に復帰した
大ケガをした後、ドクターをはじめメディカルチームのサポートがあって、ようやくここまで来られた。もちろん本人の我慢と努力があってのことだが、彼が戻ってこられたことを非常にうれしく思っている。
練習試合に関しては10月半ばぐらいから予定しているので、引き続きメディカルサイドとしっかり意思疎通を図りながら、慎重に彼の復帰を見極めていかなければいけないと思っている。
【GK高木駿が左膝前十字靭帯断裂を乗り越え202日ぶりに完全合流】
―東京Vにはアウェーでの前半戦で3-5で敗れているが、当時と比べて札幌の状態は上向いている
明日は我々にとって非常に厳しく難しいゲームであることに変わりはない。東京Vに関しては、今シーズンはどのチームと対戦しても非常にきわどい戦いを見せているし、どのチームもやりづらさを感じているのではないかと思う。非常にチームとしての規律があり、やるべきことがはっきりしている。そういうチームとの対戦は難しいが、我々の置かれている状況を考えれば、より難しい状況であることは間違いないだろう。
ただ、我々の置かれている状況を考えても、やるべきことははっきりしている。とにかく自分たちが勝利するために何が何でも戦うという、常に勝ち抜く姿勢というものを持って、強い気持ちを持って戦うこと。それだけだ。
【MF近藤友喜は東京V戦に照準 〝ライバル〟出現にも「僕が右で出る意味をアピールしたい」】
―現在プレドでの公式戦で3連勝中。ホームアドバンテージを感じているか
ホームゲームで戦うというのは、常にアドバンテージがある。特に我々のようなサポーターがいるチームというのは、ホームで戦うことは選手にとってとても心強いことだ。
今シーズンの試合結果を見ると、我々のチームが良い状態であれば、どの相手でも、どの会場でも、我々は良い戦いをして勝つことができる。ただそうでなければ、我々はどの試合でも今シーズンは決して良い戦いができていなかったという過去ももちろんある。
ただ、ここ最近の試合を見れば、選手たちは非常に良い状態で臨めていると思うし、勝利を重ねていくことが彼らの自信につながっていると思う。明日のゲームもホームで戦うが、我々を常に後押ししてくれるサポーターの元で、選手たちが力いっぱい自分たちのやれることを、全力を尽くして戦ってくれるだろう。
【5年ぶり4連勝へDF大﨑玲央が札幌の進化を実感「責任感のところはすごく変わった」(予想スタメン付き)】