水谷の先頭打者弾で先制するも加藤貴４失点

　日本ハムは敵地で楽天と対戦し、５－７で敗れた。先発した加藤貴之投手（３２）は５回９安打３四球４失点で８敗目となり、自身初の２桁１０勝目はならなかった。一回に１番・水谷瞬外野手（２３）が楽天先発の早川の１球目を左中間スタンドに叩き込み、８号ソロとなる先頭打者弾で先制したが、制球力に定評のある加藤貴が珍しく３四球と乱れ、４失点して逆転された。

　３点差となった六回には、２死満塁の場面で５番・万波中正外野手（２４）の適時内野安打と敵失の悪送球で２点返し、１点差に。しかし直後の六回裏から救援した２番手・堀瑞輝投手（２６）が、浅村に手痛い１４号３ランを浴びて突き放された。

　八回には３番・清宮幸太郎内野手（２５）が１２号ソロを放ち、九回には楽天の抑え・則本から１点返して再び２点差まで追い上げただけに、惜しい敗戦となった。

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