《SHINJOの信条》お腹いっぱいになってないから、打てたホームラン。ただそれだけ
■パ・リーグ１９回戦 日本ハム５ー７楽天（９月１４日、楽天モバイルパーク宮城）
ー（試合後自ら）
「何点差がついてても、このファイターズは、ファンの腰を上げさせないチームになってきましたね。帰らないもんね、エスコンでも。何かがあるんだろうって。すごい良いチームになってきたな、と」
ー加藤貴らしくない投球になった
「彼の場合は、良いときと悪いときがはっきりしてますよね。常にいい時の状態でいけば、もっともっと上のレベルへ行く。でも、今日のフォアボールの出し方はよかったと思います。全部がストライクゾーンじゃなくて『このバッターにはフォアボールを出す』と明らかに分かるボール球を投げていた。わざとフォアボールにして、次をきっちり抑えるっていうところが大事。それよりも２点取ってからの、次の堀くんがゼロで帰ってきてくれたら、またチームは勢いに乗れた。ファームの時の腕の振りと全く違うんですよ。メンタルですね、これは。『ストライクを投げないといけない』ってボールを押すような（フォームになってる）。毎回同じ繰り返しをしてたら、本当に信用がなくなる。でも期待感はあるじゃないですか。次はやってくれるんじゃないか？という期待感があるから出してるわけで。でも同じことの繰り返しだと、それが薄れてきますよね」
ーランナーが２人たまったところで代える選択肢はあったか
「いや、用意してなかった。信頼して出してるので」
ー打線が終盤に強い
「２点差ぐらいだったら、本当に勝ちパターンのピッチャーを出したいぐらい。そこらへんが難しいところ」
ー１番・水谷がハマってる
「最後に打ってほしかったね。センター前ぐらいで。そしたら、また次も、俺も俺もというチームができる。でも１番バッターで勢いをつけてくれてますよね。ああいう風にホームランを打ってくれて。まだ経験が少ないので、これから、これから。十分でしょ」
【一問一答：水谷瞬 今季４度目の先頭打者弾「景気よく一発いった方が勢いがつく」】
ー３割近く打っている
「いやいや、数字の問題じゃなくて。その場面、場面での対応力っていうのがだんだん、だんだんね（付いてきてる）。試合にずっと出ていれば、例えばノーアウト二塁でも、思いっきり振るんじゃなくて、右に打つ意識ができてくるんですよ。そういうのが全員できてきたら、もっと簡単に点が取れる。あとはピッチャーが打線を信じて、最少失点に抑えてくれたら『点数を取ってくれる』ってなる。そういう思いが強くなれば『あ、こうやって勝てるんだ』って分かってくる。まあでも、向こうも必死ですからね」
ー則本を毎回のように攻略している
「ウチだけでしょ？ 則本くんから点取ってるの。他のチームは１点とか、ほとんどゼロで。何かあるんでしょうね。でも気合が入ってましたよね、則本くん。何回もやられてたまるかっていう。それでも粘ってますもんね」
ー清宮が一発を放った
「たぶん昨日の食事会に行かなくて、お腹いっぱいになってないから、キレがあって打てたホームランです。ただそれだけ。昨日行ってたら、たぶん牛一頭食ってるから（笑）。本人は行きたがってましたけど。ずっといいゲームばっかりしてたので、久々にやられたな～って。これでズルズル行かないようにね。まだ若いから、これで『やばい、やばい』ってなって負けが続いてしまうと、連敗になる可能性も高いチームなので。ここでピッチャーが１点、２点で抑えてくれたらまた乗っていけると思う。明日は中止？」
【清宮幸太郎 〝モーレ会〟は欠席も「まぐろ」でチャージ 連敗阻止へ「今日は肉です！」】
ー雨予報
「どっちでもいいかな。（１０月に）またありますもんね。１試合だけで来るより２試合やった方がいい。俺も、パルコに行かせてよ」
ー何を買う
「いろいろ、うろちょろ（笑）」
