■パ・リーグ１９回戦　日本ハム５ー７楽天（９月１４日、楽天モバイルパーク宮城）

　日本ハムの水谷瞬外野手（２３）が１４日、楽天戦に「１番・左翼」で先発出場。プレーボール直後の初球を捉え、左中間へ今季４本目の先頭打者本塁打を放った。前夜はレイエス主催の食事会に参加。エネルギーを補充し「昨日みんなで焼き肉を食べて士気を高めたので、そのパワーが出たと思います」とコメントした。試合後の一問一答は以下の通り。

ー先頭打者弾の手応えは
「ちょっと先やったんで、上がりすぎたってのもありましたし、入るかな～？と思ったんですけど、入ってくれてよかったです」

ー新庄監督は１番が勢いをつけてくれると称えていた
「毎回打てるわけではないけど、僕が１番に置いてもらってるのは、塁に出てちょこちょこやるっていうことではないと思う。今日みたいに毎回、毎回そんなに打てるわけじゃないけど、景気よく一発いった方がチームに勢いがつくと思います。それが僕の仕事の一つ。そういう形で貢献できたらいいと思ってます」

ー本塁打のうちの半分が先頭打者弾

「そうですね（笑）。全打席打てたらもちろん良いんですけど、１打席目に打つっていうのは気持ちがいい。ホームランに『先頭打者』まで付いてきたら、なおさら。アウェーの中でいきなり行ったら（観客が）「あぁ…」みたいな。それも気持ちがいい。また打てたらな、と思います」

ー１打席目は狙い球をはっきり決めている
「僕の中でプランを持って打席に立つようにしてます。その中でイメージ通りに来るボールもありますし、反応で行くこともある。考えていた球とは逆球になって抑えられることもある。後から（映像で）見て、合ってたら次はこれを生かそうと考える時も。そんなにはっきりとは狙ってないですね。１打席目は先頭バッターなので、その日の（相手の）状態も分からない。前のバッターを見れない状況なので、はっきりとは決めてないです。大まかに決めている感じです」

ー初球を打てたのはイメージがハマったから
「そうですね。何パターンかの１つがハマったって感じですね（笑）」

■水谷の先頭打者弾
４号　７月１７日（楽　天・エスコン）古謝投手　１球目
５号　８月２０日（ロッテ・ＺＯＺＯ）小島投手　４球目
６号　８月２７日（楽　天・エスコン）早川投手　５球目
８号　９月１４日（楽　天・楽天モバイル）早川投手　１球目