田中正義 インスタグラムなどアカウント削除 〝SNS断ち〟した理由は「野球を…」
■パ・リーグ20回戦 雨天中止 日本ハム-楽天(9月15日、楽天モバイルパーク宮城)
多数のフォロワーを持つ守護神
日本ハムの田中正義投手(30)が15日、〝SNS断ち〟した理由を明かした。インスタグラムやX(旧ツイッター)で多数のフォロワーから支持されていたが、つい先日すべてのSNSアカウントを削除した。
全ては野球のため ファンへの気遣いも
決断の裏には、こんな思いがあった。「野球を思い切り楽しむために、もうSNSはいらないかなって。スクリーンタイム(デジタル画面を見ている時間)を減らすのと、あまり向いてないなと思いました」
前触れもなくアカウントを消したこともあり、「万が一、ご心配おかけした方がいたら申し訳ないです」と語った。
新庄監督や多くの選手も活用
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プロ野球選手にとってSNSは、ファンと交流できる貴重なツール。日本ハムでは新庄監督を筆頭に、多くの選手が活用している。田中正も節目節目で、写真とともに今の気持ちを投稿をしていた。
ファンとの交流は継続 「何かしらの手段で」
SNSはやめたが、自分の言葉を発信する機会をつくるつもりだ。「note(文章などを配信するウェブサイト)なりブログなりで、自分の気持ちを伝えようかなとは思っています。何かしらの手段で、ファンの人たちへの感謝はお伝えしたいと考えています」
これからも変わらず、応援してくれるファンとのつながりを大切にしていく。
〝奮投〟を続けるクローザー 残るシーズンも楽しむ
ソフトバンクから移籍2年目の今季は、開幕から守護神の重責を担い、ここまで46試合に登板。苦しい時期もあったが、指揮官の「楽しんでいこうぜ」という言葉に励まされ、「なんとか(心が)折れずにここまで来られたので、最後は楽しみます」と表情は明るい。
レギュラーシーズンは残り16試合。この日の楽天戦(楽天モバイル)は雨で中止となったが、ここから一戦一戦、大事な試合が続く。SNSに別れを告げ、マウンドで楽しむことに全集中する。