【一問一答】金村尚真 16日の楽天戦に先発登板 「良い順位のまま終われるように」
日本ハムの金村尚真投手(24)が16日に楽天モバイルパークで行われる楽天戦に先発する。前回登板した6日のオリックス戦では8安打を許しながらも7回1失点。勝ち星こそ得られなかったが、粘りの投球で勝機を演出した。新人王を争う右腕は、7勝目を目指して全力を尽くす。試合前日の一問一答は以下の通り。
ー室内で最終調整
「今回も間隔が空いてしまったので、良い状態で試合に臨めるように考えてやってきました。シーズン終盤になって疲れも見えてくると思うけど、何かを変えるのではなく、自分のやるべきことをやってきました」
ー間隔は空いた方がコンディションは良いか
「空きすぎると、僕の場合は感覚がなくなってしまう。本当は空けないでバンバン投げたかった(笑)」
ー登板間隔が空く時はブルペンの回数を増やすか
「いや、増やさないです。中6日と一緒です。(登板2日前に)入るだけです」
ーブルペンで気を付けたことは
「前回は納得いく内容ではなかった。最少失点で抑えられたけど、納得いくピッチングではなかった。真っすぐの質も。変化球に頼りすぎて、うまくしのいだ感じだった。真っすぐで押していくのが僕のピッチング。もう一回、ブルペンで見直して、重点を置いてやってきました」
ー7回1失点の結果は上々だった
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「試合はつくれたし、7回1失点は見た感じは良いんだけど、僕自身は納得できなかった。田宮のリードや味方の守備があっての7回1失点だった。僕の力ではないと感じた。真っすぐは全然、走らなかったし、変化球ばかりになった。田宮のリードがすごいなと感じました」
ー楽天とは好相性
「良い印象がある時こそ、打たれるものだと思う。いくら相性が良くても打たれる時は打たれる。何も考えず、初めて対戦するぐらいの気持ちでやっていかないといけない。チームも良い順位にいるので、良い順位のまま終われるように。良い準備をして終盤も一戦一戦、自分のピッチングがしたいです」
ー新人王争いもラストスパート。意気込みは
「本当にやるべきことは変わらないと思いますし、僕だけではなく、候補になっている人たちは皆、そこは変わらないと思う。しっかり自分のやるべきことをやって、チームの勝利のために頑張れればいいかなと思います」
ー母校の富士大にドラフト候補がたくさんいる
「はい! 僕の2個下なので、僕の時にも試合に出てた選手ばかり。仲も良かったです」
ー北東北王者になった
「(西武の佐藤)龍世さんたちの代から優勝して当たり前で、何連覇もしてきたので、優勝自体に驚きはないです。負けたらダメみたいな雰囲気があるので(笑)。その雰囲気の中でプレッシャーを抱えながら勝つことはすごい。それをしっかり次に生かしてほしい」
ー北東北リーグでは常勝。負けが許されない
「なんなら僕が1年生で入った時に10連覇してた。僕が入って投げた試合で負けたんですよ。連覇が途切れて、そこから4連覇ぐらいした。めちゃめちゃプレッシャーを感じましたし、それが今につながってます」
ーデーゲームは今季2度目
「本当に朝が苦手なんですよ。だからこの2日間、めっちゃ朝早く起きてます。7時過ぎには起きて、風呂入ってって感じです。ナイターだと12時ぐらいまで寝てますね(笑)。ナイターだと目が覚めてるので、めっちゃ動きやすいです。デーだとやっぱり起きてからも『うわ、眠たい』となって行動がちょっと遅くなったりしてしまう。しっかり目を覚ます方法を考えないと」