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2024/09/19 17:00 NEW

《大海の部屋》vol.05 最多勝争い真っただ中! 今季ここまでを振り返る 愛妻への感謝も

確実に力強く歩むエースの道

 日本ハム・伊藤大海投手(27)の連載手記「大海の部屋」第5回は、プロ4年目シーズンのここまでを振り返ります。チームメートからの「変わった」という声に、道産子右腕の反応はいかに―。タイトル争いを繰り広げる活躍の裏には、歴代のエースを務めたダルビッシュ有、上沢直之の影響があったという。

(連載手記『大海の部屋』は、北海道新聞の紙面でも要約版がお読みいただけます。今回は9月20日付の新聞に掲載します)

女房役からのお祝いメッセージには??

 先月31日に27歳の誕生日を迎えました。たくさんのお祝いメッセージありがとうございます。(女房役の伏見)寅威さんからは、DMで「34歳おめでとう」と来ました。なんで34歳なのか意味が分からなかったのですが、寅威さんの年齢を見て、あっ!そういうことかと。同級生に見えるのはしっかりしているのか、態度デカいのかどっちか分からないですけどね(笑)

18日のソフトバンク戦でバッテリーを組んだ伊藤(左)と伏見

 

ここまで13勝4敗の防御率2.75

 ここまで、防御率は2点台ですけど、勝ちが付いていることはすごくいいことだと思います。負けた状態でマウンドを降りて、ひっくり返してくれた試合もたくさんある。チームがいい成績なことはポジティブな要素なので、そこは素直にうれしいです。

4年目の余裕 「視野が広くなってきたかな」

 自分が変わった自覚はないですけど、みんなが変わったと言うなら、変わったのかな。4年目になって余裕ができたじゃないですけど、周りを気にかけたりできるようになってきました。今、話しかけていいかな、1人になっていないかな、大丈夫かなと、目配り、気配りができて、実行できるようになりました。

 前まではいくら後輩といっても、プロの世界で自分よりキャリアが長い後輩が多かった。1、2年目の人に言われても、何も響かないだろうなと思っていました。ちょっとずつ言ってあげられる立場にはなってきた。そういう意味で、視野が広くなってきたかな。

WBCでのダルの姿 上沢の立ち振る舞いに感銘

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