ファイターズ
2024/09/16 17:55

《荒木大輔のズバリ解投》阪神のバースや横浜のローズを思わせる選球眼

■パ・リーグ20回戦 日本ハム5ー6楽天(9月16日、楽天モバイルパーク宮城)

最も難しい最少点差での継投策

 この日ばかりは継投がハマらなかった。先発した金村が5回で66球を投げ、2失点で降板した。ベンチでの表情を見ている限り、アクシデントがあったとは思えない。この時点で3―2と1点差。最少点差での継投は一番、難しいケースだ。出て行くリリーフ陣はもちろん、守備陣にも大きなプレッシャーがかかる。ベンチも気を使う。次カードのソフトバンク2連戦を見据えると、中継ぎ陣を取っておきたい状況でもある。

クライマックスシリーズも見据えた起用

 通常では考えにくい継投策。それでも首脳陣は選択した。そこには必ず理由がある。ソフトバンク2連戦の後、スターターの間隔を詰めていこうとしているのか。いずれにせよ、クライマックスシリーズも含めた今後を見据えた起用ということだろう。

活発な打線に問題なし 中でも絶好調なのは…

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