ファイターズ
2024/09/16 19:55

宮西尚生が1回無失点 ブルペン陣の精神的支柱はまな弟子へ喝「ど真ん中にぶん投げろ」

六回を無失点に抑え、田宮(左)とタッチを交わす宮西=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ20回戦 日本ハム5ー6楽天(9月16日、楽天モバイルパーク宮城)

頼れる鉄人サウスポー 今季17ホールド目を記録

 日本ハムの宮西尚生投手(39)が16日、楽天戦(楽天モバイル)で1点リードの六回から2番手でマウンドへ。相手の上位打線を3人で封じ、今季17ホールド目を挙げた。

 チームは逆転負けを喫したが、日本一を知る最年長サウスポーの存在感は絶大だ。

百戦錬磨のベテラン 切り替えも必要

 前回11日の西武戦(エスコンフィールド北海道)では、2点リードの八回から登板し、救援失敗。悔しさをにじませていたが、数々の修羅場をくぐり抜けてきた左腕は、くよくよしない。

 それ以来のマウンドにも「そういう日もあるし、もう忘れた」と切り替えていた。

役割を全う 2死からのヒットにも動じず

 六回と早い回での継投に「想像より早めの登板だったけど、(先発の)金村は左の小郷とかに打たれていたからね」と冷静に分析。「点を取って取られての試合やったから、なんとか抑えないと」と試合の流れを読み、自分の役割を理解していた。

 小郷、小深田を連続三振に仕留め、2死から辰己に安打を許したが、けん制で刺して3人で終わらせた。

 「あそこは、左をとりあえず抑えてくれという継投だったから、辰己には打たれたけど、始めの2人はしっかり抑えられたから良かったかな」。きっちり任務を遂行し、仲間にバトンを渡した。

激しいCS争い 重圧を背負うリリーフ陣

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