コンサドーレ
2024/09/17 18:25

札幌FW金健熙&DF家泉怜依が完全合流 ラスト8戦でチームに活力注入

全体練習に完全合流したFW金健熙(左)とDF家泉(同中央)=撮影・工藤友揮

■9月17日、札幌・大和ハウスプレミストドームサブグラウンド

 14日の東京V戦(0●2)後に2日間のオフを設けた北海道コンサドーレ札幌は、この日からトレーニングを再開。21日のアウェー町田戦(Gスタ)に向けて、攻撃練習などで調整した。リーグ戦も残り8試合。別メニュー調整が続いていたFW金健熙(キム・ゴンヒ、29)とDF家泉怜依(24)が全体練習に完全合流した。J1残留に向け、帰ってきた2人がチームに持てる力を注ぐ。

左ハムに続き右ふくらはぎ痛め長期離脱

 金健熙は6月12日に行われた天皇杯2回戦栃木シティ戦(3〇1)で今季の公式戦初ゴールを挙げたものの、試合中に左ハムストリングを肉離れし途中交代。韓国時代から親交があったDFパクミンギュ(29)が札幌に合流した7月18日に、金健熙も部分合流したものの、今度は右ふくらはぎを負傷。再度の離脱となっていたが、最初の離脱から約3カ月たち、ついに完全合流を果たした。

 復帰の時期については「監督が決めることなので」と前置きした上で、「短い時間でも試合に出られれば、ゲーム体力と試合勘も上がってくる。残り試合数も少ないので、短い時間でもできるだけ早く」と、早期の実戦復帰を見据えている。

パスを受けるFW金健熙(右)

 

2022年J1残留に貢献 活躍再び

 2022年のシーズン途中に札幌加入。その年はリーグ戦8試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。残留争いに巻き込まれていたチームを救う見事な活躍ぶりを披露した。あれから2年、再びJ1残留に貢献する働きぶりに期待がかかる。「自分が活躍して残留することができればすごくいいけど、そのときとは状況がまた違って、もっと厳しい状況。そのときよりももっと頑張っていきたい」と、残り試合での奮闘を誓う。

家泉は天皇杯千葉戦で肉離れ

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