ファイターズ
【イースタン・リーグ18回戦】ヤクルト6-4日本ハム(9月17日、鎌ケ谷スタジアム)
シーソーゲームも延長十回に上原が勝ち越しを許す
日本ハム2軍はヤクルトと本拠地の鎌ケ谷で対戦し、延長十回を戦った末に4-6で敗れた。
先発の鈴木健矢投手(26)は一回1死三塁から内野ゴロの間に先制を許したが、三回まで2安打1失点にまとめた。
打線は、一回1死二、三塁から4番・野村佑希内野手(24)の犠牲フライで同点に追いつき、続く有薗直輝内野手(21)が一時勝ち越しの左前タイムリーを放って2点を挙げた。
有薗は三回にも満塁での左犠飛で1点を追加し、六回にも二塁打を放って2安打2打点とした。試合中盤まで2点差を維持していた日本ハムだったが、七回に登板した4番手・アニュラス・ザバラ投手(27)が誤算だった。 先頭打者に四球を与えてしまうと、1死後に2連打と犠飛で2点を奪われて同点に追いつかれた。
続く5番手の上原健太投手(30)も七回2死から味方の失策と連打が重なり、ついに勝ち越しを許してしまう。それでも3-4で迎えた九回無死一、三塁では、代打・阪口楽内野手(21)が同点の中犠飛を放って延長に持ち込んだ。
ただ、そこからが粘れなかった。3イニング目に突入した上原が延長十回2死一、二塁、2点タイムリーを浴びて再度勝ち越しを許してしまう。その裏は中軸から始まった打線だったが、代わったエスパーダ投手に3者凡退に抑えられてしまった。