ファイターズ
2024/09/17 23:30

上川畑大悟 今季4度目の猛打賞! ハッとした打撃の修正ポイント

一回1死、ソフトバンク・栗原のエラーで出塁した上川畑(左)=撮影・松本奈央

■パ・リーグ22回戦 日本ハム3-2ソフトバンク(9月17日、みずほペイペイドーム)

全5打席出塁で上向き気配

 復調の3安打― 。日本ハムの上川畑大悟内野手(27)が「2番・二塁」で先発し、3安打猛打賞の活躍を見せた。敵失での出塁と四球も一つ選び、5出塁1盗塁と打線の歯車として役割を全う。「良かったなと思います」と手応えもにじませた。この日の試合前まで9月は打率.190と苦しんでいた背番号4だが、シーズン最終盤に上向き気配を見せている。

剛腕のみならず変則左腕も攻略

 快音を重ね、塁上をにぎわせた。五回に遊撃内野安打を放つと、七回、九回には中前にはじき返し、今季4度目の猛打賞をマーク。スチュワートや岩井といった150キロ超を投げ込む剛腕相手のみならず、長谷川といった変則左腕からも安打を記録。残り14試合に弾みをつけた。

五回2死、遊撃強襲の内野安打を放つ上川畑

 

移動ゲームは練習からキレを出す

 シーズンも最終盤を迎え、9月は変則的な日程が組まれている。この日も仙台からの移動ゲームとタフな試合となった。上川畑は「一気に出力が出せない感じがあります」と移動ゲームの印象を話し、「体が動かないので、練習からしっかりキレを出すように」意識。この3年間で培ってきた1年の乗り越え方を実践している。

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