ファイターズ
2024/09/18 00:10

宮西尚生が日本歴代4位に並ぶ867試合登板 2軍で試みた覚悟の〝荒療治〟が躍進のきっかけに

八回、3番手で登板した宮西=撮影・松本奈央

■パ・リーグ22回戦 日本ハム3-2ソフトバンク(9月17日、みずほペイペイドーム)

 日本ハムの宮西尚生投手(39)が17日、みずほペイペイドームで行われたソフトバンク戦の八回に救援し、日本歴代4位に並ぶ867試合登板を達成した。3分の2回、1失点の悔しい内容も、後続のリリーフ陣がリードを守って勝利。17年目の鉄腕がまた一つ、勲章を手に入れた。

個人の数字よりも次の試合

 1950年代から70年代にかけて阪急でプレーした梶本氏に並んだ。ほかに上位は、1002試合を数える岩瀬氏(中日)と、米田氏(阪急など)、金田氏(国鉄など)だけ。日本プロ野球の歴史をつくったレジェンドに追随している。宮西は大先輩たちに敬意を示しつつ「なにか、実感が湧かない。自分のことやし。まだ試合はあしたもあるので、そんなこと(個人の数字は)気にしていられへん。しんどすぎて(笑)。あしたに向けて頑張ります」と次回登板を見据えた。

荒治療が成功し「強運の持ち主やと思う。前世、だいぶ徳を積んできたんかな」

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい