ファイターズ
【イースタン・リーグ19回戦】ヤクルト10-6日本ハム(9月18日、鎌ケ谷スタジアム)
四死球、失策が失点に直結 10失点でヤクルトに連敗
日本ハム2軍はヤクルトと本拠地の鎌ケ谷で対戦して6-10で敗れ、2連敗を喫した。
先発のパトリック・マーフィー投手(29)は立ち上がりから制球が乱れ、一回先頭から連続で3四死球。4番・沢井に右前に運ばれて先制を許し、味方の失策も重なって2点を献上した。続く二回も2死一、二塁から2点打を浴びて連続失点してしまう。
打線は一回に先頭の矢沢宏太投手兼外野手(24)、二回は阪口楽内野手(21)がソロアーチを放ってそれぞれ1点を返し、四回には清水優心捕手(28)が1死一、二塁から2点タイムリーツーベースを放って一時同点に追いついた。
打線の援護をもらったマーフィーだが、五回も粘りきれず。2死から安打と四球で一、二塁とされると、またも適時打を浴びてしまう。その裏は相手の暴投で5-5の同点に追いついたが、5回7安打5失点(自責4)5四死球とピリッとしない内容だった。
試合を振り出しに戻した日本ハムだったが、続く2番手の斉藤伸治投手(26)は先頭に死球を出してしまい、送りバントと三振で2死二塁。そこから味方の失策で一、三塁とされ、次打者には勝ち越し打を浴びて降板となってしまう。さらに代わった3番手・山本晃大投手(25)も流れを止めきれず。連打を浴び、この回一挙4点を奪われてしまった。
七回は野村佑希内野手(24)が2死満塁から押し出し四球を選んで1点を返したが、八回にはまたも失策が絡んで追加点を奪われた。九回は根本悠楓投手(21)が登板。3者凡退に打ち取って味方の反撃を待ったが、その裏は日本ハムも3者凡退に終わってゲームセットとなった。