高校野球
2024/09/24 07:30

旭川明成は池守-塚林の中学全国Vコンビで4季ぶり全道だ【秋季旭川支部】

準優勝した23年北大会以来、4季ぶりの道大会出場へ意気込む元U14北海道選抜の池森(左)、塚林バッテリー=撮影・西川薫

旭川支部予選は26日開幕

 来春のセンバツ甲子園につながる秋季全道高校野球旭川支部予選が9月26日に旭川スタルヒンで開幕する。昨夏、北北海道大会準優勝の旭川明成は、開幕試合で旭川西と対戦する。新チームはU14北海道選抜として、21年3月のIBA主催の全国大会優勝メンバーの、エース・池守拓真投手(2年)と塚林賢哉捕手(2年)のバッテリーで4季ぶりの全道大会出場を狙う。

主力選手が多く残り実戦経験豊富

 夏はスタメン野手8人中7人が下級生。千葉広規監督(47)は「その経験をどう生かして試合ができるのか。夏休みは、例年だと選手が入れ替わり、またイチからですが、このチームに関しては、夏が終わって、もちろん振り返ることは振り返りながら、より試合中の細かいことが早くできている。まずこの秋、しっかり支部を勝ち上がって、ドームに行きたいと思います」。豊富な実戦経験でライバルたちを一歩リードしていく。

夏は背番号11 メリハリ投球の池守

 夏は背番号11を背負うも登板機会がなかった池守が、ここにきて復調気配だ。「去年とか今年の夏よりも、自信持って投げられている感覚。練習試合では、チームとして0点に抑えることをモットーにやっている。最速は130キロ。速い球を投げるわけでもないので、低めに打たせて取る。ストレートがそんなキレイじゃなくて、ちょっとシュートする。そこで詰まらせて打ち取る。ピンチになったらギアを上げて、インコースにどんどん投げていきたい」とメリハリを付けた投球スタイルで勝利を目指す。

塚林に「旭川明成に一緒に行こう」

 全国Vコンビだ。池守は幕別札内東中で投手、塚林は本別中で内野手だったため、道選抜でバッテリーを組むことはなかったが、3年夏の引退後、Kボールで捕手に転向した塚林と初めて組んだ。その時、池守から「旭川明成に一緒に行こう」と誘った。

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