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【プレーバック・写真入り】パ・リーグ25回戦 日本ハム3-2オリックス(9月22日、京セラドーム大阪)
加藤貴が完投で自身初の2桁勝利 水野が6号2ラン
日本ハムはオリックスとの今季最終戦を敵地で行い、3-2で勝利した。負ければ優勝が消える一戦。オリックスも負ければCS進出が消滅することとなり、どちらも譲れない試合となった。
先発の加藤貴之投手(32)はオリックスの宮城と投手戦を演じ、9回125球を投げて5安打2失点。二回に先制打を許し、七回には一時同点にも追いつかれたが、それ以外の回は全て3人で終え、オリ打線をシャットアウトした。宮城も一回に3者連続三振を奪うなど、計13個の三振を奪う力投を見せた。
打線は苦しめられながらも、三回に水野達稀内野手(24)が一時逆転の6号2ランを放ち、2ー2で迎えた最終回にも再びチャンスが巡って来た。九回先頭の万波中正外野手(24)が左翼フェンス直撃の二塁打を放つと、勝負所とみた新庄剛志監督(52)が代走に五十幡亮汰外野手(25)を送る。その後、内野安打と送りバントで1死二、三塁。代打には松本剛外野手(31)が登場した。松本剛は粘りながらも三塁ゴロに仕留められたが、五十幡の足が生き、相手の本塁への送球もわずかに逸れて生還。再度の勝ち越しに成功した。
その裏も加藤貴はマウンドに上がり、見事に3者凡退で締めて完投勝利を手にした。奪三振は6個だったが、無四死球で制球力の高さを見せつけ、自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げた。
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