ファイターズ
2024/09/22 22:20

水野達稀が値千金の逆転2ラン「どっちかに決めないと…」天敵対策ズバリ的中!

三回1死一塁、水野が右越えに逆転となる2点本塁打を放つ=撮影・小田岳史

■パ・リーグ25回戦 日本ハム3-2オリックス(9月22日、京セラドーム大阪)

 日本ハムの水野達稀内野手(24)が22日、オリックス戦に「9番・遊撃」で出場し、難敵・宮城から値千金の一発を放った。チームは接戦を制し、6年ぶりのCS進出へ大きく前進した。

会心の当たりが右翼席に着弾

 天敵から価値ある勝ち星をもぎ取った。1点ビハインドの三回1死一塁。高めの直球を捉えると、打球は勢いを落とすことなく右翼スタンドへ着弾した。会心の逆転6号2ランに「打った瞬間ではなかったけど、『行ってほしい!』ぐらいの手応えでした」と満面の笑みを浮かべた。

苦手意識あった宮城にリベンジ打

 チームは今季、宮城と3度対戦し0勝2敗。防御率0.40と完璧に抑え込まれていた。自身も8打数0安打、3三振と全く歯が立たず。苦戦の連続に「苦手意識は、もちろんありました」と本音を明かす。

 必要なのは、割り切りの心だった。「この前も真っすぐにやられていたので」と、この試合ではストレート1本に狙いを定め、リベンジを期していた。

「スライダーが来たら…。うまくハマってくれました」

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