ファイターズ
郡司裕也が本職捕手で加藤貴の完投&10勝目をアシスト あらためて感じるやりがい、楽しさは―
■パ・リーグ25回戦 日本ハム3-2オリックス(9月22日、京セラドーム大阪)
伏見の負傷離脱で戦力として機能
日本ハムの郡司裕也捕手(26)が22日、京セラドームで行われたオリックス戦でスタメンマスクをかぶり、先発した加藤貴之投手(32)の完投、10勝目ゲットをアシストした。伏見寅威捕手(34)の負傷離脱を受け、本職を任されているが、不安はない。ブランクを感じさせず、戦力として機能している。
三塁守備時もイメージしていた
どっしり構え、献身的に先輩投手をリードした。今季初めて加藤貴とバッテリーを組んだ郡司は、落ち着いていた。この1年で球の質や軌道は微妙に変わっていたが「サードからずっと見ていましたし、なんとなくイメージはできていた」。序盤から丁寧に配球を考え、呼吸を合わせた。完投勝利の喜びは捕手としても格別で「めちゃくちゃうれしいですね、加藤さん、最高でした」と声を弾ませた。
シーズン中盤から終盤にかけて、メインでマスクをかぶってきた伏見が今月19日、腰痛により離脱。捕手で出場機会が巡ってきた。開幕当初から内野がメインで、第3捕手を兼務するような位置づけだったが、バッテリーミーティングには欠かさず参加。頭の準備は怠らなかった。