前節の約50分間のプレーも問題なし! 札幌MF深井一希が〝親友〟所属の京都撃破を誓う
■9月24日、札幌・大和ハウスプレミストドームサブグラウンド
前日をオフに充てた北海道コンサドーレ札幌は、28日のホーム京都戦(プレド)に向けて練習を再開した。21日に行われたアウェー町田戦(0△0)の先発メンバーはリカバリートレーニングを、それ以外の選手は5対5プラスフリーマンのミニゲームなどで調整。左ハムストリング肉離れで戦列を離れていたMF長谷川竜也(30)は全体練習に部分合流した。
約1年ぶりに戦列復帰を果たしたMF深井一希(29)は、今季のリーグ戦初出場となった町田戦で、アディショナルタイムを含めて約50分プレーするなど、コンディションは着実に上昇中だ。京都戦では〝親友〟が守るゴールマウスをこじ開け、残留圏内を射程に入れる大きな勝ち点3をチーム一丸でつかみ取る。
大きなリバウンドはなく
復帰初戦のルヴァン杯では約10分間だった深井のプレータイムは2戦目の町田戦で大きく伸びた。MF宮澤裕樹(35)の負傷というアクシデントもあって後半6分から試合終了まで出場。幸いなことにリバウンドも「全然、大丈夫」とほぼなく、この日もしっかり5対5をこなすなどフルメニューを消化した。
「今の状態はすごくいい」
「(長くできたことは)でかかったかなと思う。僕の膝の状態も、過去は復帰してもなかなか調子が上がらなかったことはあるけど、今の状態はすごくいい。練習も全部やれているし、監督ももしかしたらその辺りを分かってくれていて、(宮澤)裕樹くんのケガがあったときに、僕を使おうかなと思ってもらえたというのは、今までと違うところかな」と話すなど、現在の状態の良さに手応えを感じている。
京都はここ8試合で5勝2分1敗
勝ち点1を手にしてホームへと帰還した札幌が、次に迎え撃つのは京都。一時期は降格圏に沈んでいたが、夏の移籍市場で獲得したFWエリアス(25)が8試合で9ゴールを挙げる大爆発を見せると、チーム自体もその8試合で5勝2分1敗と好成績を挙げ、一気に14位まで急上昇した。