日本ハムの伊藤大海投手（２７）が２６日の楽天戦（エスコン）に先発登板する。前回登板した１８日のソフトバンク戦（ペイペイ）で９回無失点と好投し、２試合連続の完封勝利を挙げている。登板前日の一問一答は以下の通り。

―楽天相手に登板するのは６月以来
「すごく今、乗ってきているというか、本来の楽天のゲームをしていると思うので、そこはいつもと変わらず、しっかり１人目だったり、ファーストストライクだったりを意識した中で投げられたらなと思います」

―警戒する打者
「小郷選手、辰己選手、小深田選手、浅村選手。いっぱいいます。左バッターに仕事をされて、浅村さんにっていうような、去年のイメージがすごい強いので、そういうキーになるバッターの前に出塁をさせない。出したとて、続かなければいいので、そこはしっかり準備した中でゲームに入っていきたい」

―楽天の左打者は粘りがあったり、独特の雰囲気がある
「どちらも苦にしてない左バッターが多い印象があるので、そこはちょっと考えていかなきゃいけないかなと思います」


―先週は球数も多かったが、今週の調整はどうだった
「（前回は）中７日っていうのもありましたし、しっかり体も回復してますし、そこは問題なく、あした準備していけたらっていうところで」

―２位でのＣＳ（クライマックスシリーズ）が懸かってくる

「そういうのはすごく意気に感じるタイプなので、そこは楽しんで投げられたらなと」



―レギュラーシーズンではエスコン最後の登板になると思う
「変わらないです。今年、エスコンですごくいい形で投球できているので、いつも通り、楽しんだ中で結果が付いてくれば。いつも通りやっていけたら」

―完封が続いている
「そこはあんまり気にしすぎず。でもいい要因っていうのは必ずあると思うので、それが何なのかっていうのをもう一度、頭を整理した状態で、きょう、あすとしっかり（準備して）、あしたの１球目に向かっていけたらなと思います」

―対左打者への手応えは
「どうっすかね。左も左で特定の打者に打たれているような印象はすごく強いですけど、そういうバッターの特徴はかぶる部分が多いので、そこはまだまだ詰めていかなければいけない部分ですし、組み立て一つでもそこはかなり変わってくると思うので、思い切った投球でいけたらいいのかなと」


―きょうは故郷が近い鍵谷のラスト登板
「僕も小さい頃から知ってましたし、ちょっと寂しい気持ちも、もちろんありますけど、道南の意思を引き継ぐ、じゃないですけど、そういう思いをきょう、最後の姿を見させていただいて、僕もあしたそういう思いを背負った中でマウンドに上がれたらなと思います」

―いい要因とは
「楽しんでやれていると思います」

―上位を争っての終盤はこれまでと違う
「野球自体はもちろん楽しくて、ずっとやっているんですけど、チームがすごくいい状態であることが、もっともっと野球が楽しくなる要因でもある。チームとしても同じ方向を向けて、勝ちにこだわってっていうところで、その中での先発として、そこに勝ちっていう数字が付いているだけだと思うので、それは変わらずいけたらなと思います」