コンサドーレ
札幌MF荒野拓馬主将が京都との前回対戦以来の先発復帰へ「地に足をつけてやっていきたい」
■9月25日、札幌・大和ハウスプレミストドームサブグラウンド
リーグでの先発は3カ月ぶり
北海道コンサドーレ札幌は、28日のホーム京都戦(プレド)に向けて11対11などで調整した。前節のアウェー町田戦(0△0)は累積警告による出場停止だったMF荒野拓馬主将(31)は主力組の一員としてプレー。京都と前回対戦した6月15日のアウェー戦(0●2)以来、約3カ月ぶりとなるリーグ戦でのスタメン復帰を視野に入れている。
9月最後のホームゲーム
残り7試合となった今季のリーグ戦。J1残留のために是が非でも勝利が欲しい9月最後のホームゲームに臨む先発メンバーに、チームを支えるキャプテンが戻ってくることとなりそうだ。
前回対戦から明暗分かれる
前回対戦前の6月時点では同じ勝ち点11で並んでいた両チーム。だが裏天王山とも言える一戦で京都に敗れた札幌は、単独最下位へと突き落とされた上に、荒野自身も京都戦翌週のトレーニング中に恥骨痛が悪化。2カ月以上に渡る戦線離脱を強いられるなど、チームとして、そして個人としても苦しい時間を過ごしてきた。
途中出場の復帰戦で最下位脱出
それでも今月1日ホーム川崎戦(2〇0)の途中出場で戦列復帰を果たすと、チームも約3カ月ぶりに最下位を脱出。大黒柱の帰還によって、チーム状態の矢印は着実に上を向いている。「(京都に)アウェーでは負けたので、しっかりホームで勝てるように。チームの状況も状況なので、落とせない一戦になる」と、暗く長いトンネルに突き落とされた相手への雪辱をプレドのピッチで果たそうとしている。