今季限りで引退の鍵谷が先発し打者２人をピシャリ

　日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道で楽天と対戦し、１―３で敗れた。

　今シーズン限りでの引退を表明している鍵谷陽平投手（３４）が今季初登板初先発。１番の小郷を二ゴロ、２番の小深田を遊飛に打ち取って、お役御免となった。ところが２番手で登板した金村尚真投手（２４）が３番の辰己を四球で歩かせ、続く浅村に遊撃内野安打。ここで５番の安田に先制３ランを浴びた。

　打線は０―３の三回に１死から１番の郡司裕也捕手（２６）が１２号ソロを左翼スタンドに叩き込んだが、反撃はこの１点のみ。五回には１死三塁のチャンスをつくったが、後続が倒れた。 

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■試合後の新庄監督

「きょうは鍵谷くんの日です。鍵谷くんに聞いてあげて」

■１ー３の三回にソロ本塁打を放った郡司

「打ったのはスライダーです。鍵谷さん、お疲れさまでした！」

■鍵谷の後を受け、２番手で登板し、７回⅓を３失点に抑えた金村

「鍵谷さんがいい形で抑えてくれたので、それに続いて初回は終わりたかったです。うまく試合に入れず、相手に流れを渡してしまい、申し訳ないですし、悔しいです」