高校野球
札幌創成が7季ぶり道大会へ好発進 背番号7の岡田啓斗投手が公式戦初完封【秋季札幌支部】
■秋季全道高校野球札幌支部予選(9月26日、札幌円山ほか)
▽Bブロック1回戦 札幌英藍0-4札幌創成
札幌創成は先発した背番号7の岡田啓斗投手(2年)が被安打4、8奪三振で初完封した。新チームでは、野手兼任も含め、8投手がベンチ入りする激しい競争の中、アピールに成功。今春、2015年秋以来の指揮官に復帰した猫塚郷司監督(40)の下、7季ぶりの全道大会へ好発進した。
最後はスライダーで空振り三振斬り
最後の打者をウイニングショットのスライダーで空振り三振に仕留めると、岡田の顔からようやく笑顔がこぼれた。一回の立ち上がりに三塁まで走者を進めたが、二回以降はコーナーを丁寧に突く投球で三塁を踏ませない安定した内容。「立ち上がりとか不安はありましたが、チームのみんなが守ってくれて、自分でも周りに迷惑かけないように自分らしいピッチングができて、初めて無失点に抑えられたので、そこは良かった」。今春の支部予選以来、公式戦2度目の先発で好投した。