【一問一答】清宮幸太郎 CS決定弾! 短期決戦へ闘志メラメラ「若さと勢いを初戦から出したい」
■パ・リーグ23回戦 楽天1ー2日本ハム(9月26日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が26日、楽天戦に「3番・三塁」で先発出場。同点の六回に決勝点となる13号ソロを放ち、6年ぶりのCS(クライマックスシリーズ)進出をたぐり寄せた。押しも押されもせぬ主軸へと成長したスラッガーは、短期決戦への思いを言葉にした。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
ー決勝弾
「きょうは、なんとしてでも(伊藤)大海さんに勝ちを付けるという気持ちで試合に臨んでいた。打てて本当に良かったです」
ー手応えは
「最後の一押しはファンの皆さんの声援で伸びてくれたと思います」
ーシーズンを通して苦しい場面で一発が出る印象
「きょうも1、2打席目はあまり良い内容ではなかった。なんとしても、とにかく良い内容の打席をっていう思いでした。僕の持ち味は初球からドンドンいくこと。初球の真っすぐをミスなく捉えられたのは良かったです」
ーCS決定。ホームで戦いたい
「まずCSを決められたのは良かったけど、まだ戦いは続いている。次の目標はここでクライマックスを戦うこと。目標に向けてファンの人たちと一緒になって戦いたい」
【囲み取材】
―自分のバットでCSを決めた
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「いや、なんかそんな感じしないですね。大海さんがとにかく抑えてくれた。そっちの方が印象、強いです」
―本塁打の打席は
「なんか真っすぐ来そうだなっていう感じがあったので、うまく一発で捉えられて良かったです」
―打った瞬間に行ったと
「エスコンなら『入ってくれ』って感じで」
―清宮らしい高い弾道だった
「もうちょっと引っ張るイメージでしたけど、とにかく入ってくれたんで良かったです」
―夏場以降、ミスショットが少なくなっている。その要因は
「日々、自分の感覚とか体の状態とか、いろんなところを気にしながら過ごせているので、そういうところじゃないですかね」
―新庄監督にとっても初のAクラス
「リーグ優勝は逃しちゃいましたけど、やっぱりみんな勝ちに飢えている感じがすごくある。最後は日本一になりたいと思っている。本当、男にしたいなと思います」
―3年間でチームが強くなったと感じる部分は
「やっぱり、きょうみたいな1点差の試合だったり、終盤に負けていて逆転したり、今まではそういうのがあまりなかったので、そういうところがすごく感じますね」
―新庄監督の考え方などが浸透した
「たくさん試合を経験させてもらって、本当に2年間、我慢して、僕もそうですけど、マンチュー(万波)とか他の選手も、いろんな経験を積ませていただいた。その結果が少しずつ出てきているんじゃないかな」
―1年目のCSは覚えているか
「覚えてます、覚えてます」
―あの時以来のCSになる
「あの時は雰囲気にすごく圧倒されていたというか、プロ野球選手たちが本気になって、1勝をもぎ取りにいく姿というか。僕は1年目で変な意味じゃないですけど、すごい場違いみたいな感じの印象がある。本当にレギュラーシーズンとはまた一味違う雰囲気だったり、そういうのがあると思うので、そこを楽しめたらなと思います」
―最後、打球が飛んできた。体を張ってでもという気持ちだったか
「はい。びっくりしました」
―その前には三塁へ行こうとした
「そうです(笑)。最近どこを守っているか分からない。今年2、3回目ぐらいなんで、ちゃんとします」
―ポストシーズンはほとんどの選手が経験していない
「僕も経験しているとはいえ、1年目で代打で1打席ぐらいの素人同然なので。短期決戦なので、勢いも大事だと思う。僕たちの若さというか勢いを、初戦からどんどん出していければなと思います」