コンサドーレ
「僕たちにもいい選手が入ってきた」札幌MF駒井善成が古巣にリベンジだ(予想スタメン付き)
■9月27日、札幌・大和ハウスプレミストドームサブグラウンド
北海道コンサドーレ札幌は28日のホーム京都戦(プレド、午後1時キックオフ)に向けて、11対11などで最終調整した。MF駒井善成(32)は、古巣対決となる京都戦での今季30試合目の先発出場が有力だ。J1残留に向けて重要な一戦で、札幌の攻守のキーマンがチームを勝利に導く。
勝てば勝ち点3差 負ければ差が試合数上回る正念場
勝てば残留圏内まで勝ち点差3に迫る可能性がある一方で、敗れれば勝ち点差が残り試合数を上回る恐れもある、大事な9月最後のホームゲーム。札幌サポーターもこの試合の重要さを十分理解しており、この日の練習場には選手たちを鼓舞する横断幕が掲げられるなど、チーム全体に決戦ムードが漂っている。駒井もまた今季の分水嶺となりそうな一戦に向けて「京都戦は本当にヤマ場だと思っている。絶対に勝ち点3を取りたい」と闘志を燃やしている。
警戒するのは強力3トップ
直近10試合で7勝2分1敗と絶好調な京都。勢いに乗る相手チームの中で、駒井が特に警戒するのが最前線、そして最後方だ。FWラファエル・エリアス(25)、FW原大智(25)、FWマルコ・トゥーリオ(26)で構成されている3トップを「全然負けずに勝利を重ねていて、本当にいい攻撃陣。縦に速いサッカーもできるし、最近ではボックス内での崩しからのクロスでエリアスや原の高さを生かした攻撃もある。隙のないチームになってきたと思う」と評する。「だからこそ、自分たちもアグレッシブに行って、球際を強くやっていかないと難しいゲームになる」と、戦う姿勢を前面に出すことで、活路を見いだそうとしている。