【一問一答】清宮幸太郎のレギュラーシーズン総括 印象に残る試合はZOZOでの2発
日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が2024年シーズンを振り返った。左足首を捻挫で開幕1軍入りを逃し、春先に1軍に昇格するも結果を残すことができず2軍に降格した。しかし、交流戦期間中に再昇格すると、勝負の夏場に持ち前の打棒を発揮。フランミル・レイエス外野手(29)と打線を引っ張り、チームを6年ぶりのCS(クライマックスシリーズ)進出へと導いた。一問一答は以下の通り。
―シーズンを振り返って
「最初は全然、力になれなかったので、そのへんはすごく悔しいですけど、後半『絶対に巻き返してやる』ってずっと思いながら、リハビリとか前半戦を過ごしていた。そういう意味では少し、後半戦は力になれたかなと思います」
―力になれなかった前半戦はどういう思いで過ごしたか
「ロングシーズンってことを言い聞かせてました」
―夏場から活躍。自身の中でどういう変化が
「体の変化と、あとはバッティングフォームの変化があったかなと思います」
―シーズンの中でつかんでいくのは難しい部分もあると思う
「今までたくさんトライアンドエラーを繰り返してきて、そのへんの自分に合う、合わないだとか、そういうものが、もう7年目なので、本当にいろいろ分かってきている。その中で、こうすればもっとうまくいくんじゃないか、みたいなものが、より選びやすくなったんじゃないかな。なので、シーズン中でも思い切ってトライすることができているんじゃないか、と」
―自身の活躍とCS争いを抜け出していった時期が重なっていた
「自分の中では特に中心にいるっていうよりかは、本当に目の前の一試合一試合、一打席一打席を本当に大切にいくという、本当に今までと変わらない心持ちでずっといた。こういう順位で終えられたのも前半戦ずっと頑張ってくれた仲間たちのおかげなので、本当に今の順位はみんなの力で取ったものだなってすごく思います」
―印象に残っている試合や打席
「うーん、何ですかね?でも、やっぱりZOZOでオールスター前に2本(本塁打を)打った試合ですかね」
―理由は
「あの試合から、すごいつかんだじゃないですけど、本当に調子も上向いてきましたし、いいホームランを打てた。そういう意味であの試合かな。あとはいい場面で2本出たので、すごく印象に残っています」
―CSを決めた試合でも決勝本塁打
「それを求めてました?(笑)結果的にはあれが決勝点になってCSが決まりましたけど、あの試合は僕がというより、僕の中では大海さんが本当に投げ切ってくれたっていう印象が強いので、僕のホームランを決勝点にしてくれたって思います」
―ルーキーイヤーの2018年以来のCS。どんなプレーを
「1年目、経験させていただきましたけど、短期決戦は素人同然なので。ただ、本当にレギュラーシーズンとは全く違う雰囲気だったっていう覚えはありますし、逆にそれを味方に付けて、勢いで勝ち上がっていければと思います」
―短期決戦で力を発揮する上で一番大事なことは
「体のコンディションを万全に、ピークを持ってくる。あとは高校野球を思い出してやれれば、と思います」
―ロッテ戦でつかんだものとは