【一問一答】水野達稀 ミスを取り返す同点弾 「最後、グワチョが打ってくれた時に、やっとホッとした」
■パ・リーグ24回戦 ソフトバンク6ー7日本ハム(9月28日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの水野達稀内野手(24)が「8番・遊撃」で先発出場し、1点を追う九回に左中間スタンドへ飛び込む同点7号をソロを放った。八回の守備のミス(記録は安打)が逆転につながっていただけに、汚名返上の一発となった。試合後のヒーローインタビューと囲み取材の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―ナイスバッティングでした
「ありがとうございます」
―九回はどんな気持ちで打席へ
「打席に行く前は出塁を考えたんですけど、2ボールになった瞬間に大きいの狙おうかなと思いました」
―打球をどんな気持ちで見ていた
「いい捉え方ができたので、なんとか越えてくれと思いながら走っていました」
―本拠地・エスコンでクライマックスシリーズ(CS)を戦える
「優勝は逃してしまったんですけど、やっぱりクライマックスを本拠地でやるのが新しい目標だったので、それがかなって本当にうれしいです」
―今後はどんな戦いをしていきたい
「2位が決まりましたけど、CSに向けてみんな調整していくので、CSで勝ち進んで日本一になれるように頑張ります」
【囲み取材】
―少し大きいのを狙っていたと。真っすぐを待っていた
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「そうですね。真っすぐだろうなって(打ちに)いきました」
―守備のミスを取り返したかった
「そうですね。それはもちろんあります。あんまりいつもみたいに素直に喜べなかったです。ホームランでも。(ミスを)取り返したいですし、最後、グワチョ(マルティネス)が打ってくれた時に、やっとホッとしたというか、勝ちにこだわってやっているので、あそこでやっとホッとしました」
―2位が決まった。本拠地でCSを戦える
「本拠地でやりたいですし、勢い付けていけるんじゃないかなって。打倒ホークスの勢いを本拠地で付けて、福岡に行きたいですね」
―2位が決まった日に負けるのと、勝つのとでは違う
「そうですね。楽天が負けていたのは知っていたので。このまま負けるのは嫌だったので、どっちにしろ決まりは決まりですけど、勝って決めて良かったです」
―短期決戦となるCSに対してのイメージは
「一発勝負というわけではないので、社会人は負けたら終わりなので。その分、若干の余裕というか、負けたら終わりのプレッシャーは相手にリーチがかからないとないので。僕らがリーチをかけられたらいいですけど、そこは変わらずシーズンのように。CSだから自分の力が出せないのはもったいないので。シーズン通りの気持ちでいけたらなと思います」
―左中間の一番深いところに放り込んだ。自信になる
「そうっすね。センターがジャンプしたので、おっ、と。歓声で、あっ、入ったんだって。入るとはさすがに思いませんでした」
―八回の守備。記録上はヒットだったが、捕らないといけなかった
「ちょっと欲張って、ショーバンで捕ろうとした。(内野守備走塁コーチの)谷内さんとも話したので、ああいうのはもうちょっと点差がある時、短期決戦を戦っていく中で欲張ることは良くない。しっかりアウトを一つずつ取っていこうという話はしました」