【一問一答】マルティネス 満塁男がサヨナラ打 代打起用は「そういう役割に向いている」
■パ・リーグ24回戦 ソフトバンク6ー7日本ハム(9月28日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(28)が28日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦の九回にサヨナラ打を放った。1死満塁の場面で代打として登場し、その起用に結果で応えた。ヒーローインタビューと囲み取材の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―ナイスバッティングです
「アリガトウゴザイマス」
―九回はどんな気持ちで打席に入った
「ピンチヒッターで準備はしていたんですけど、満塁の状況で最高のバッティングができて本当にうれしいです」
―みんな決めてくれると思っていた。自身は
「チームメートが満塁の状況にしてくれた。何がなんでも点を取って、勝利を決めようと思って打席に臨みました」
―右前への当たり。打った瞬間、手応えはあった
「かっこ良くはなかったと思うんですけど、一塁手のところを越えてくれたので良かったと安心しました。手が痛かったです」
―手は大丈夫か
「ダイジョウブ、ダイジョウブ」
―ファンの声援が届いた
「バッターボックスに入る時から、自分の名前をたくさんの人が叫んでくれた。自分は100%準備できていたんですけど、皆さんの声援で1000%の力が出せて、ああいう結果になったと思います」
【囲み取材】
―順位が2位に決まった
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「シーズンを通してチームがハードワークをしたことはいいかなと思いますし、それに値するような結果が出たのでうれしく思っています」
―最近は代打起用が増えている。どんな準備をしている
「最近はピンチヒッターでの出場が多いんですけど、自分のようにハイテンションで臨める選手はそういう役割に向いているかなと思うので、特に個人的に思うところはないです」
―満塁で点を取る秘訣(ひけつ)は
「満塁で回ってくることは多いんですけど、その前にチームメートがいい働きをしてくれて良い状況をつくってくれた。その瞬間を楽しんで最高の仕事をすることを心がけています」
―新庄監督が前にポテンヒットの方がうれしいと言っていた
「オレも。オレも。特に1軍の試合になると、何がなんでも結果を出すことが一番、大事。きょうもあまりかっこいい形ではないですけど、自分としてもうれしいです。ああいうかっこ悪いヒットでも、特大のホームランでも勝つことに変わりないので、そこが重要かなとは個人的に思っています」
―今季、チーム内でホームランが増えている
「いろんな要因があると思いますけど、エスコンフィールドがホームラン出やすいということも、もちろんあると思うし、才能のある打者が揃っているのもあります。コンディショニングコーチの芹沢さんがコンディショニングの部分、ウエートトレーニングの部分でサポートしてくれているので、そこの部分でハードワークが重なって、そういう結果になっていると思います」