■パ・リーグ２５回戦　ソフトバンク６ー２日本ハム（９月２９日、エスコンフィールド北海道）

　日本ハムは今季レギュラーシーズン最終戦となるソフトバンク戦の後、セレモニーを行った。あいさつした松本剛・選手会長（３１）と新庄剛志監督（５２）のスピーチ全文は以下の通り。

　■松本剛選手会長

　「今年は大航海というスローガンの下、僕たち選手は前だけを見据えて１年間、戦い続けてきました。ファンの皆さまの、ここエスコンフィールドに響き渡る力強いご声援のおかげで、２０１８年以来のクライマックスシリーズ出場、そしてエスコンフィールド初開催を決めることができました。

　戦いはここからです。厳しい戦いになると思いますが、昨年、この場で新庄監督を日本一の監督にすると約束したので、必ず日本一になります。そのために選手一人一人は一戦一戦、全力で戦い、何より野球を心から楽しみたいと思います。なので、ファンの皆さまも、ここエスコンフィールドを超満員にしていただき、楽しんでいただけるとうれしいです。

　最後になりますが、まずは今年１年間、温かいご声援、本当にありがとうございました。また、ここエスコンフィールドで笑顔でお会いしましょう」

　■新庄監督

　「なんと、皆さんのおかげで、２０１７年以来７年ぶりに（観客動員数が）２００万人突破できました。ありがとうございます。３年間（で）、成長した選手たちに目いっぱいの拍手をお願いします。

　皆さんに１つ、お願いがあります。来年、レイエスとマルティネス、ファイターズのユニホームを着てほしくないですか。よそのチームのユニホームは似合わないですよね。皆さん、どこにも行かないで運動を始めてください。僕たちは日本一しか、今、考えていません。ドラマ大航海、ここからが一番、楽しいです。皆さん、僕に付いてきてください。１年間ありがとうございました！」