【一問一答】達孝太 3日のロッテ戦先発に備えて1軍合流 2年ぶり登板も平常心で
日本ハムの達孝太投手(20)が30日、ベルーナドームで1軍に合流した。3日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発し、今季初登板を果たす見通し。3年目のシーズンを迎えているドラ1の有望右腕が、2022年以来の1軍マウンドで成長した姿を示す。試合前、取材に応じた一問一答は以下の通り。
―きょうから1軍合流
「いつも通り変わらず、普通に練習しただけです」
―ブルペン入り。新庄監督も見ていたが
「相手打者を気にせず、今までやってきたことをすれば、という話でした。そのままいつも通り、やりたいなと思っています」
―外野で監督と直接、話していたが、どんな言葉をかけられたのか
「夏場、(2軍の)ベイスターズ戦で(伏見)寅威さんと組んだ試合があったんですけど、その時のピッチングが良かったよと話してもらいました。まあ、どういうところが良かったのか、ということですね」
―どこが良かったと
「監督がいつも言っているように、テンポの部分です。それを次にしっかりやりたいなと思います」
―2軍ではどこに重点を置いてやってきたか
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「自分で目標をしっかり立てて、その目標を一つ一つクリアしていくためにやっていました」
―具体的には
「いろいろあるんですけど、制球力だったり、球速の部分であったり、あとは打者を抑えるってことだったり。あとは変化球を覚えることだったり、それぐらいですね」
―球速は何キロぐらい出したいか
「アベレージが150キロというのは数字として目標としていたので。最近の試合だと、それに近い148、9キロぐらいは出ています。次の登板でもそれをクリアできればいいかなと思います」
―1年通して成長を感じる部分は
「去年と比べて考えると、少ない球数で長いイニングを投げることができています。ファームですけど、そこは一つ、いいなと思うポイントです」
―少ない球数で抑えられる要因は
「制球力も、もちろんそうですけど、変化球の精度だったり、球速もそこに関わってきていると思うので、そのへんかなと思います」
―CS(クライマックスシリーズ)が決まったこの時期に1軍に呼ばれた意味をどう捉えるか
「そこについては自分が何か思っているわけではなく、投げる場所がファームなのか1軍なのか、という違いだけなので。今まで通り、やってきたことを継続するということだけです」
―新庄監督が達の投球を見たいと言っていた。知っていたか
「はい。でもそんなに気にしなかったです」
―1軍での登板ではどんな投球を見せたい
「欲張らずに、今までやってきたことをしっかりやって、どれだけ自分のボールが1軍の打者に通用するのか、いろいろ確かめながらやっていきたいなと思います」
―1軍初登板の時とはまた違う心境か
「そうですね。1年目に上がった時はとりあえず上げておこうか、ぐらいの感じだったと思うんですけど。今回は本当に自分の力を試すいいチャンスだと思うので、頑張りたいです」