コンサドーレ
札幌3選手が小学校訪問 DF家泉、MF近藤、MF原がふれあい楽しむ
交流事業の一環で学校訪問
北海道コンサドーレ札幌は2日、宮の沢白い恋人サッカー場がある札幌市西区で、「地域小学生との交流事業」の一環として、学校訪問を実施した。今回はDF家泉怜依(24)、MF近藤友喜(23)、MF原康介(19)の3選手が札幌市立西小学校を訪れ、6年生を中心とする125人の児童とのふれあいのひとときを楽しんだ。
原の華麗なリフティングに児童が拍手
選手によるデモンストレーションのコーナーでは、原が華麗なリフティングと、正確なロングキックを披露。プロサッカー選手の巧みなテクニックに、体育館内では児童たちの大きな拍手の音が鳴り響いた。
続く質問コーナーでは「尊敬する人は?」との問いに、近藤はチームメートのGK児玉潤(27)の名前を挙げ、サッカーに真剣に向き合うストイックさを尊敬しているとコメント。原は「サッカー選手になっていなかったら何をしていた?」という質問に対して「プロ入りできていなかったら、建築関係の大学に進もうとしていた」と明かした。そして「ファンの声援はどのようなものか」という質問に家泉は「応援の声が聞こえると頑張れる」と、声援が後押ししてくれることを児童たちに説いていた。
サイン色紙など贈呈し記念撮影も
最後は学校にサイン色紙やサイン入りフラッグを贈呈し、記念撮影を行って、約45分の授業が終了。プロ入り後初めての学校訪問となった原は「(児童たちが)小学校に来てくれてうれしいという姿を見せてくれると、こちらもうれしくなるし、また頑張ろうという気持ちになりました」と笑顔を見せていた。